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日々約400字を羅列する脳内すけすけなログ

2024|04|01-10

 

感無量

ああ。ほんとうに胸がいっぱい。約一年前の不安と緊張と凍えるような寒さで震えていたあの日には、こんな関係性になれるなんてまったく思ってなかった。わたしがありがとうを伝える立場なのにありがとうを言ってもらっちゃって、素敵なプレゼントまでいただいちゃって。しかもオリジナルでラッピングまでしてくれちゃったりして。感無量ってまさに今のわたしの心情だよ。こうやって言葉の意味を理解できた(ような)瞬間がだいすき。死ぬまでにどれだけの言葉を心から理解できるんだろうか、それを楽しみに生きることにしよう。

私物も私服も見せたことのないから好みが分からないだろうし今の子はこういうのが好きなのかな、とか考えながら包装紙を買ってラッピングまでしてくれたと思うと愛がとまらなくて涙が出てくる。写真も撮って珍しく丁寧に開封して、それでも名残惜しくて、いつも捨てちゃう包装紙をたたんで保管しておく。たいしたものじゃないって言葉と共にいただいたプレゼントが、こんなに心遣いが伝わってくるものが、わたしにとってたいしたものじゃないわけがなくて。ほんっとうに、ほんっっとうに、ありがとう。

2024-04-01 (Mon.) 17:11

 

vs眠気

今日は平穏に終われそーと思った瞬間に飲んでいたキレートレモンをこぼすし洗濯したばかりのロンTから変なにおいがするし、で途端に踏んだり蹴ったりな一日になってしまった。そりゃわたしはノンフィクションの世界を生きてるんだよな、って当たり前のことを痛感した。あしたもフィクションとはほど遠い一日になるんだろう、いいんだけどさ。

眠くて、もう眠い以外考えられないくらい眠くて、もうだめだ。あしたの自分のためにもはやく寝たいけれど毎日書くって決めたのは自分だし。ほんとうによくやってるよ。いつかきっと身を結ぶときがくるから、身を結ばなくても続けられたことが自信に繋がるから。今までもそうやって生きてきたじゃん。ぜったいに大丈夫だから。

わたしが思ってる以上に強さは弱さで、弱さは強さなんだなって思う。そう信じてないとやってられないのもあるけれど。眠すぎていつも以上に内容が紆余曲折してるね、ってそろそろ400字だし終わるね。

2024-04-02 (Tue.) 25:48

 

人間を謳歌

鉢に植えられた色とりどりな花たちを見ていたら、もうこの世にはいないある人物が突然脳裏に浮かんで涙が溢れそうになった。なんで今更思い浮かぶんだ。もう整理しきって消化させたはずだったのに。植木鉢に佇む花を見ても誰かを思い浮かべたりしないようなわたしになりたい。純粋にきれいだなって、そんな風に思いたい。

結びついてもいいよって記憶と結びつかなくていいよって記憶を今だけ選択させてほしい。感情が消えないかぎり悩みは尽きないんだろうけれど、それでも感情は手放したくない。些細なことで一喜一憂する愚かで弱い自分を愛せるようになりたい。難しいね、生きるって。人間に生まれた以上、人間を謳歌して死んでゆきたいのに。

最近のわたし、病んでるとかじゃないのにやや暗めな文章になってしまうのは日々ちょっとずつダメージを受けているのかもしれない。新しい環境に飛び込んだときってそんなもんだよね、きっと。

2024-04-03 (Wed.) 25:23

 

抹茶とすいか

目に入ったものは食べたくなる愚かな人間だから、まだ冷える夜にアイスを食べてしまった。抹茶モナカのアイスを食べたあとに水を飲んだらなぜかすいかの味がして動揺する。わたしが知らないだけで実は抹茶とすいかって親戚だったりするのかな。気になって調べてみたけれど関係なさそうで、ただわたしの味音痴が立証されただけみたい。あゝ無情。

すいかといえば好きな作家さんのタイトルにあったな、久しぶりに読みたいなって。言葉ってずるいよね、簡単に記憶と結びついちゃってさ。生まれ変わったら言葉になっていとも簡単にそのひとの記憶と結びついてやりたい。漢字二文字とかシンプルでかっこいいよね。誠実とか実直とかは荷が重いから空虚とかがいいな、空虚に失礼か。まあ結局自分の名前に行き着くね、つまんないな。

てか29時に更新ってなにごとって感じだよね。わたしも思ってる。集中力を変な使いかたばかりしてしまう。気づいたら真夜中で翌日損した気持ちになるのいい加減やめたいのに。

2024-04-04 (Thu.) 29:23

 

写真が教えてくれること

SDカードのデータを整理していたら子供の頃の写真が出てきた。ハローキティやくまのプーさんのグッズ、ピンクや赤色の服に花柄、とかどの写真を見ても好みが変わってなさすぎて面白かった。わたしの主張が通っていたのか、大人たちがわたしの好きそうなものを買い与えてくれていたのか分からないけれど、ひとの好みや感性って大きくは変わらないんだなって思う。まあ、わたしは分かりやす過ぎると思うけれど。

そんな誰かに撮ってもらった写真より撮った写真の方が多くて、昔からカメラを筆頭に機械に触れるのが好きなのもうかがえる。花や空、食べ物の写真であふれていて、あの頃のわたしを構成しているものたちって佇まいにふと泣きそうになった。写真って切ないくらいリアルで偽りなく伝えてくるから一度にたくさん摂取できないね。

また何年後かに見返したいな、最近のわたしの撮った写真たちを。写真というかスクリーンショットばかりでひたすら削除祭りになりそうだけれど。まあ、それもリアルで愛おしいね。

2024-04-05 (Fri.) 21:02

 

かるい冬眠

だいすきなひとたち、自分で自分に呪いをかけたりしないでってよく思うけれどそう思うこと自体も呪いになっているのかもしれない、と無限ループがはじまる。今考えるとあれは呪いだったと思うことでも、当時はそんなこと1mmも思わなかったしなんなら正しいと思っていたし。呪いを呪いだと気づけるのは、俯瞰で捉えられるくらいその悩みや苦しみから解放された瞬間なのかもしれない。

よかれと思ってかけた呪いが束となり呪縛に囚われて生きている人間をどうしようもなく愛おしく思う。呪いだと気づいた瞬間に自己嫌悪に陥る必要なんてないよ。なんかこの人しつこいし生きてやるかって思えるまであなたの愛おしいところを語らせてね。そのあと死んだように眠ろう。目が覚めたら一週間も経っていて、かるい冬眠じゃんって笑いあってさ。鉛のように重いからだをふたつ並べたまま再び眠りにつこう。

2024-04-06 (Sat.) 11:02

 

孤独が薄まる

いい天気だし湿度も低いわけじゃないし絶好の換気日和だと思い、重い腰を上げて窓を開けた。換気するたびに外の空気と中の空気の比率が気になる。家も部屋も完全な密室ではないから測ることのできるものではないけれど「外の空気」って確かにある気がするから。

自分んちのにおいなんて認識できないくらい人生の多くを過ごしているから分からないけれど、換気して、確かに外の空気と混ざって、人類が勝手につくった境目がなくなる瞬間がすき。地球と、この街と一体になって孤独が薄まる気がするから。そうやって自分をなぐさめながら生きてきたし、これからもきっとそうやって生きていくんだと思う。

外のにおいや天気、空気に心がうごくわたしでよかった。自分勝手に恨めしく思うときもあるけれど、勝手に住ませてもらってる身だからなにも言えないや。自分の感受性くらい自分で守らなきゃね*1。すべて大丈夫になるよ、わたしもあなたも。

2024-04-07 (Sun.) 25:40

 

キャンセルの電話

約一カ月後に予約していた歯の定期検診に行けなくなっちゃったからキャンセルの電話しなきゃって思いつつ、気づいたら三日経ってて。明日こそ絶対に連絡するって心に決めて眠りについたから、やっと電話できた。起きてすぐにキャンセルの電話する人なんてなかなかいないでしょ。ノミネートしたら予選通過ぐらいはできそう。なんの大会だよって感じだけれど。てか、なんかこの人声ガサガサじゃない?とか思われてたらどうしよう。そんな興味ないか、わたしに。

昨日の夜、ずっと使うのを楽しみにしていた美容液をついに使ってみたけれど、いいのか悪いのか分からない。一瞬で効果が出てもそれはそれで怖いか。プラシーボ効果的なものかもしれないけれど、なんとなくいい気もするからとりあえず使い切ってみることにする。お願いだから使い切ってから買い物してね、もう置く場所ないよ、ついでにお金もないよ。頼んだよ。

2024-04-08 (Mon.) 22:41

 

一周して

今月は本を爆買いすることになりそうだと漠然と考えていたら、家族がたくさん本を購入して帰ってきて血は争えないと心から思った。本のジャンルは全然違うんだけれど。

あのひとに会えるから、読みたかった本がやっと手に入るから、楽しみにしていた番組の放送日だから、新曲の配信日だから。そういった些細な楽しみのおかげで「あと数日生きてみるか」が発生し、なんとか生きている。そんな話なんて一切したことないけれど、家族もそういう心情で本を買いに行ったのかもしれない。そう思うと、もっとやさしく接することができたんじゃないかって。

そんな素振りを見せないひとだし、すべてがわたしとは真逆だと思っているけれど、一周して近くなってきているかもしれない。まあ、他者の感情なんて推し量れるものではないし。勝手に妄想して、ごめんねって気持ち。

2024-04-09 (Thu.) 25:32

 

上書き保存してさ

勝手に責任を感じて、勝手にやる気出しちゃって、迷惑だったかな。いくつになっても適度が分からない。「要領が悪くて不器用で生真面目。」正解だよ、あなたが言った通りのわたしだったよ、恥ずかしいくらいに。無駄に歳だけ重ねちゃってさ。あーもう、全部イヤになっちゃうな。

こんなときも音楽に救われてるよ。だいすきな曲をくり返し聴くことで、今日を無理やり上書き保存してさ。イヤなことの割合をできるだけ削ってから眠りにつこうね。本当にありがとう、存在してくれて。わたしにとっては音楽を聴くのもライブに行くのも生きがいと言っても過言ではないけれど、相手からしたら一切認識してないor米粒程度なの、だいすき。そのコントラストまでも愛おしくて、その距離感に救われていて。改めてこれからもよろしくね、勝手に救われてるね。

2024-04-10 (Wed.) 25:46

 

*1:「自分の感受性くらい」 茨木のり子