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日々、200から600ほどの文字を並べる意味のない雑記。

2024|10|21-29

いずれ

もっと強くなりたい。マスクも帽子も眼鏡も長袖長ズボンもすべて脱ぎ捨てて、人目なんて1mmも気にせず生きてみたい。いつからこんな弱い人間になっちゃったんだろうか。

スイッチひとつで性別とか年齢とか容姿とかすべて変更できたらいいのに。もう男とか女とか、そういうものすらなくなってうっすらと漂うほこりみたいな存在になりたい。皮膚のしたに流れるのは血なんかじゃなくて、よく分かんないスライムとかでいい。一瞬で生まれて一瞬で消えられたらもっといい。生まれなくたっていいけど。

なんかおいしいものが食べたい。とにかく体に悪そうなやつ。いずれ死ぬんだし。生まれたら死ぬなんて、生まれて間もない人間でも知ってることなのに、なんで死についてはみんな濁すの。もっと語りたいよ。悲観的なやつじゃないから。

2024-10-21 (Mon.) 18:03

 

太陽はいつだって

太陽はいつだって存在しているはずなのに、分かりやすく可視化されている日中にしか存在していないものだと無意識のうちに判断してしまっている。目に見えるものがすべてじゃないって言い聞かせて生きているはずなのに。

わたしたちの目には夕日=赤として映るけど、べつに太陽自体がコロコロ色を変えているわけではなくて。太陽はいつだって自分のペースでいつも通りに生きているのに、勝手に心変わりのはげしいやつだと認識して。謝っても謝りきれないね。どんな存在に対しても誠実でありたいのに逆行している気がする。今日だって日光を浴びて鬱な気分を殺してくれているというのに。

2024-10-22 (Tue.) 13:52

 

着けもしないマフラー

髪を10cm近く切った。元々長いわけでもないのに切ったもんだから、かなり首が涼しい。帰りに着けもしないマフラーを買うぐらいには。

やっぱりわたしはショートだなって自惚れも自惚れな感情をぐるぐるさせながら、帰路につく。なんとなくまっすぐ帰りたくなくて、久しぶりに母校である小学校や中学校付近を散策してみる。近くの公園では、小学生たちが水辺ですがたの見えないなにかを探していた。「ヤバい」「エビみたいなの」と聞こえてはきたが、盗み聞きしているようで申し訳なくなり足早に去る。とはいえエビみたいなのの正体が気になり、彼らがいた水辺を辿ってみる。わたしに正体を掴めるわけもなく、よく分かんない時間を過ごしたのちに再び帰路につく。

そういや買い物行くんだったと思い出し、近くの商業施設に寄る。ただでさえ歩くのが遅いのに呑気なもんだから、どんどん抜かされている気がする。あの小学生たちは無事に家に帰れたんだろうか。エビみたいなのは結局エビだったんだろうか。一日を思い返しながら、いい加減帰路についてくれと自分に言い聞かせる。

2024-10-23 (Wed.) 20:17

 

想像とか妄想とか

目に見えているものがすべてではない、ってそんな当たり前のことをなんで我々はすぐ忘れちゃうんだろう。自戒を込めて。目に見えているものがすべてだと思っているひとはそう多くないだろうけど。

想像するって大切だね。想像とは『実際には経験していない事柄などを推し量ること。また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。』らしいけど、そう言われるとそんな崇高なことでしてないなって気持ちになる。体型やらなんやらのことを触れられたら、実はこのひとはすごいお医者さんだと妄想して心を沈めたり。ポイ捨てしているひとがいたら、手が滑っちゃって気づいてないんだと思い込ませたり。ありえないくらいキツい言い方をしてくるひとがいたら、心の余裕がなくなるくらい辛いことがあったんだと自分勝手に同情したり。

とにかく自分に言い聞かせるように謎の妄想を繰り広げているだけで、想像ではない気がする。妄想ですらないのかも。

2024-10-24 (Thu.) 16:29

 

人を笑わせる人

お笑い芸人ってすごいよね。人を笑わせることを生業としているってカッコよすぎるよ。「お笑いやってます」とか言ってみたい。お笑いやってる=人を笑わせる人ですってことじゃん。あまりにも眩しい。光、いや太陽じゃん。

とは言いつつも、人を傷つけたり貶したりして取る笑いはあまり得意じゃない。コンプラやらルッキズムやらなんやらと言われている現代で、やりずらいとかつまんないとか聞くけれど、個人的には今のほうが息がしやすい。まあ、それは人それぞれだろうけどさ。

漫才とかコントってどうやって覚えてるんだろう。演者に対してもよく思うけど、なんであんなに長いセリフを記憶できるの。素人丸出しの疑問で恥ずかしいけどいっつも思ってるよ。言っちゃえば演技しながら、お客さんの雰囲気も察しながら、観客を笑いの渦に巻き込みながら、時にはアドリブを入れながらってとんでもないマルチタスクでふるえる。自分には到底できそうにない。

2024-10-25 (Fri.) 15:09

 

 

満ち足りた一日だった。満ち足りすぎていたかもしれないほどに。二次元だったら爆発してるんじゃないかと思うぐらいバキバキなふくらはぎを励ましつつ、帰路に着く。家に帰ったら速攻お風呂入って寝ることを無意味に神に誓ったりしながら。

今日は何かと理由をつけて外食をしてしまった。体に悪いものを食べると罪悪感がのしかかるけど、今更絶ったところでどうにかなるレベルをとうに超えてしまっているから無心で食べる。そんなメンタルだからとうに超えちゃってるんだよと思いつつ。最高の時間を過ごしたあとのご飯はどんなものでも特別おいしく感じるね。数えきれないほど存在する泣きながら食事したあの日々が報われるようで、うれしい涙が出そうになるほど。

あの空間に存在した数千人のそれぞれに、自分なりの正義があって人生があって……とか考えはじめると軽率に感動してしまう。人の多い場所は苦手だけど、関わりのない人間が一堂に会する空間は嫌いになれない。

2024-10-26 (Sat.) 24:08

 

ウチじゃなぜか

今日は何を隠そう、我が国の投票日。今回は衆議院選挙のため、小選挙区、比例代表、最高裁判所裁判官国民審査の三種類である。昨日の余韻が重りとなってのしかかる体を無理やり起こし、投票所へ向かう。投票に行くだけで【投票に行った人間】になれるから、自己肯定感を高めるのに活用できてありがたい。国のお偉いさんもこんな風に投票を利用する人間がいるなんて考えてもいないだろうな。

ウチじゃなぜか投票行って外食、はしないけれど奇跡が見たいしすてきな未来になると信じて投票をしてきた。この世界を最高級で愛していけるよう、外の空気をたっぷり吸い込んで。

カラオケでぜったいに歌うだいすきな例の曲を脳内で再生しながら、SNSで選挙速報を漁る。子供の頃はなんのことやらだったけど、ある程度理解できるようになってきて大人の仲間入りと言ってもいいんじゃないかと自分を褒めてみる。自分の住む街の結果はため息が出るようなものだったけど、投票に行ったから後悔はない。次の選挙では願掛けのように外食してみようか。

2024-10-27 (Sun.) 23:19

 

 

無意味に動画を再生する。なにも考えず過ごせる時間がないと生きていけない。そればっかじゃダメだけど。

無心で観ていたら、タクシーの行灯は防犯灯とも呼ばれていて車内で非常事態があった場合に行灯が赤く点滅して外部へ知らせる、といった豆知識を手に入れる。突然、有意義な時間になり、投稿主に感謝してみる。

2024-10-29 (Tue.) 18:19

2024|10|11-20

人間っぽい

他人の言動を見て犬っぽいとか猫っぽいとか思ったことがないと、ふと思う。犬や猫に対する解像度が低いせいか、そんな風に他人を見ていないからなのか。分からないけど、べつに思わなくても生きていけるしいっか、と身も蓋もない結末に至る。

逆に犬や猫も、人間っぽいとか話したりするんだろうか。人間以外にも感情をもつ動物が多く存在するけど、彼らの感情を完璧に読み取ることはできなくて。どう思われてるんだろう。まあ、きっと知っていいことなんてないだろうし、逆に人間の感情も鮮明に伝わったりしないでくれとも思う。どっちにしても自己保身であることには変わりない。

犬や猫と暮らしたこともなければ、触れたこともない。実体の体温も呼吸も感じたことがないからか、実はポケモン的な存在なんじゃないかと考えることがある。ファンタジーの世界に昇華することで、目を逸らしたくなるような現実から逃げているだけかもしれないが。

2024-10-11 (Fri.) 20:38

 

曖昧な境界線

すこしだけ早く起きて家のなかの窓という窓を開ける。換気は境界線を溶かすような作業で心が洗われる。鬱な気分のときこそ換気をすることで、何度も救われてきた。

境界線が曖昧になってきて、名前も知らない鳥の鳴き声ときっと家族が選んだであろう名前も知らない木々の木漏れ日を全身で感じながら、ありふれた日々のありふれなさを尊く感じる。当たり前が当たり前であることのありがたさを分かる人間でありたい、と最近よく思う。なにかあったわけでもなく。

朝というより昼だよな、と思いつつ味噌汁をつくる。同じものを食べてくると飽きてくるが、結局、豆腐とわかめというスタメンは外せないでいる。単純に好みの話かもしれないが。だんだんとキッチンに陽が差し込んできて、太陽にすらもう昼だけど?と言われている気がしてくる。味噌汁は、今日も美味しい。

2024-10-12 (Sat.) 10:34

 

秋晴れと炊き立て

見事な秋晴れで、貴重な秋の多くを睡眠に充てている自分に嫌気がさす。秋晴れって言葉をつくったひとは秋が好きなんだろうな。素敵な感性の持ち主で惹かれるな。ベッドの上で顔も知らないだれかを想う。春晴れ、夏晴れ、冬晴れ……やっぱ、秋晴れだね。まあ『秋のよく澄んで晴れ渡っている空のようす』だから、そりゃそうなんだけど。

今日も窓という窓を開けて一日をはじめる。本を読み進めながらじんわりと汗をかく。秋晴れを全身で感じながら読書ができている幸せを抱きしめながら、今日も日常を送れていることに感謝する。色々と考えながらも一気に読み終えた。

それなりに美味しく作れたニラ玉スープ、炊き立てご飯、納豆を適当に盛り付けて、誰宛でもない「いただきます」を発する。炊き立ての米粒は異常なほどキラキラしていて、どんな高価なダイヤモンドより輝いて見えた。高価なダイヤモンドなんて目にしたことすらないけど。

2024-10-13 (Sun.) 20:13

 

一難去って

起きてから食事まで数時間、若干の頭痛が発生した。色々調べた末、ついに偏頭痛ってやつがわたしにもやってきたのかと凹む。考えてどうにかなるものでもないと思い、冷凍保存していたキウイを食べながら、果物を食べるなんて裕福じゃん!と貧乏人らしい思想を巡らせる。

いつも通りYouTubeを開き、適当に再生する。数本見たあと頭痛がなくなっていることに気づく。頭痛ってキウイで治るの、それとも冷たい食べ物を欲してたの。いくら考えても分からなくて、とりあえず跡形もないキウイに感謝を込めた視線を注ぐ。なんとかなるもんだよなと楽観的な自分を覗かせながら、止まることを知らない食欲のため、ドライフルーツミックスを食べる。

何粒かいるレーズンのひとつから砂利みたいな味がする。厳密に言うと、砂利を食べたことはないから砂利風味というか。謎のもったいない精神が発揮して飲み込むが、後味がよろしくない。食べ切ってから賞味期限切れであることを思い出す。あしたは腹痛で動けないかもしれないと呑気に考えながら、頭痛なんてもうどうでもよくなっていた。

2024-10-14 (Mon.) 12:46

 

時間という型

結局、賞味期限の切れた砂利風味のレーズンは効果など発揮せず、腹痛も頭痛も存在しない恵まれた体調で朝を迎える。どうしようもなく眠れない夜が続いて、アイマスクの代わりに適当にティッシュを被せて寝たら思いのほか眠れた。そんなんありかよと思いつつも、久しぶりに熟睡できたことに感謝をしながら時計を見ると11時を過ぎていて、これが熟睡の代償かと無情に時刻を表示し続ける機械を見つめる。

数分ぼーっとしたのちに体を起こし、ルーティーンのように換気とごはんの準備をはじめる。今日もなんとか生活をこなせていることに安堵するこの時間がすきだ。眠いけどこれ以上寝たらそれこそ一日が台無しになると、人間が作った時間という型にがんじがらめになる。矛盾こそが人間らしさだと最近自分のなか流行っている言い訳を持ち出し、納得させたりしてみる。

なんやかんやしていたら、おやつの時間が迫っていた。おやつは食べないけれど。一日の半分が過ぎ去っていることに突然焦り出す。今日が期限の申し込みをしたり、このブログを書いたり、やっと動きはじめる。次は何をしよう。

2024-10-15 (Tue.) 14:35

 

シはしあわせよ

体が朝型人間になることを拒むようにうまく眠ってくれず、昼過ぎに目を覚ます。ごはんを食べたりなんやかんやしていたら、いつに間にか学生たちの下校時間になっている。かるい絶望を感じながら、自室に飛び込んでくる彼らの会話を聞き流す。

数分経ったあと、ドレミの歌が聴こえてくる。声が裏返って音が外れるほど全力で歌っていて、周りの学生たちは笑っている様子だ。近所迷惑で怒られない程度に歌ってね、と心のなかで願うことしかできずにいる。「♪シはしあわせよ〜」。高いキーに突入したからか、全力さが増し、笑い声も飽和している。日常の楽しげなワンシーンかもしれないが、実は刹那的な心からの叫びではないかと思い、ハッとさせられる。全力さが心に訴えかけているのか、シはしあわせよという、言い切ってしまえる強い姿勢や希望があふれているさまに感銘を受けたのか。自分の感情なのに、原因が分からなくてもやもやする。

とりあえず、ドレミの歌を歌詞を読み返しながら、全力少年の歌声を思い返してみる。なぜあの曲をセレクトしたのか、なんでこんなに感情が乱されているのか。すべてが分からないまま、下校時間は終わりを迎えていた。

2024-10-16 (Wed.) 17:12

 

降り注ぐ季節

寒さをさみしさと勘違いしないように、あたかかい食べ物を積極的に摂る。そんな季節が訪れようとしている。はらまきやなんちゃらウォーマーの手を借りながら身体の芯からあたためて、できるだけ太陽の光を浴びて、侘しさや陰鬱とした感情を跳ね除けられる人間でありたい。

そんなこと考えているあいだに、金木犀の花開くときが迫っていた。何を隠そうわたしは、金木犀の降り注ぐ季節に、金木犀のある家に生まれた金木犀を心から愛する人間だ。べつに金木犀について特別詳しいとか、思い入れとか素敵なエピソードがあるとかじゃないけれど、とにかく好き。金木犀という名前も、そのビジュアルも、香りも、自ら増えることができないから日本にあるのはすべてクローンである、という陰のある一面も。子供の頃はどうにかあの香りを保存したくて、ちいさな瓶に詰めたりしていた。(もちろん枯れ果てて捨てることになったが)

それなりに大人になった今でも童心を呼び覚ませてくれる数少ない存在、金木犀。もし住まいを変えたとしても、どうにかそばにいてほしいと願う。

2024-10-17 (Thu.) 15:02

ツケが回ってきた

身の回りで天変地異が起きたとき、自分になにができるのか考えていた。体力もないし気配りもできないし、頭も容量も悪い。ネットの世界で生きてきた典型的なコミュ障のヒョロガリだ。こんなこと書きたくないけど。

早急に、体力をつけて気配りができて頭の良い人間にならなければならない。やらなきゃいけないことが山ほどある。ボケーっと生きてきたツケが回ってきたと痛感する。大人になり、守る側から守られる側になって頻繁に思う。明日、いや一時間後、一秒後どうなっているか分からない世界で、日々ボケーっと生きていられるなんて幸運だと思う反面、バチ当たりだとも思う。なにかしなくては。漠然とした罪悪感と焦燥感で胸がくるしい。当たり前のように空は美しくて、鳥の鳴き声は穏やかで、本を読めば知らない世界が広がっていて。わたしは、この世界に生かされていて幸福をもたらされているのに、なんにも返せていない。こんな存在がのうのうと生きてていいのか分からなくなる。

2024-10-18 (Fri.) 19:33

 

頬を伝わないで

朝から降ったりやんだりをくり返している。空が一面グレーで、最近のわたしの心模様を反映されているようで目を逸らす。なんの罪もないのに。脳の片隅で今日見た夢を引きずりながら、黒歴史で構成されたここまでの人生を回想する。

あくびに付随した涙か言葉にできない感情が原因の涙か分からない、理由付けなんて必要ないのかもしれない涙があふれる。眼球の上で表面張力が働いたのか頬を伝うことはなくて、もどかしさを感じつつも救われていた。涙ってこぼれた瞬間にただの液体から涙という意味を孕んだものになってしまうようで恐ろしいから。

夢の中に記憶から消えそうになっていた人物が出てくると、これが深層心理ってやつなのかと分かったような気になる。平気なふりをしているけど、夢に出てきちゃうくらい実はさみしいのかもしれないとも思う。要はそんな自分が苦手だってこと。

2024-10-19 (Sat.) 15:31

 

たった数日で

ウォーキングという名の散歩に出かける。一ヶ月分の紫外線を全身で浴びつつ、太陽の恩恵を受ける。美しい空と秋へと移り変わった街のようすに癒されながら。

気分転換にいつもと違う方向に歩みを進める。街の片隅で慎ましく流れる川に沿って歩くのが好きだ。車がビュンビュン通る大通りも嫌いじゃないけど、車の通らない絶妙にガタついた堤防が自分には合ってる気がして。数日前まで咲いていた彼岸花が跡形もなく枯れていて、バトンを受け取るように金木犀が香りを漂わせていた。たった数日でこんなに世界が変わることに怯えつつ、わたしにとっては「たった」だけど、花にとってはとてつもなく長い時間だよなって。そんなことを考えはじめたら、自分の迂闊さと視野の狭さを突きつけられたように感じてすべてが無理になってしまった。

なにやってんだろ。とりあえず金木犀の香りで静めつつ、帰路に着く。恐ろしい自分の感情の起伏も静まってくれと願いながら。

2024-10-20 (Sun.) 20:10

2024|10|01-10

ありがとう

プレゼントってうれしいね。手紙やメッセージカードが付いてたりなんてすると、もっとうれしくなっちゃうね。わたしなんかに悪いなって気持ちと心からの感謝で満たされている。本当にありがとう。

適当に選んでいたとしても(もちろんそれもうれしく思うけど)一瞬でもわたしのことを考えて無数に存在する商品のなかから選び抜いてくれていると思うと、その事実だけで生きていけると錯覚できる。手紙やメッセージカードなんて、そのひとの言葉でそのひとの文字で書かれていて。わたしだけに向けられたそれらを死ぬ瞬間まで抱きしめて生きていけたらと本気で思う。限界がきたときにだけ開けると決めている宝物ボックス行きだよ。本当にありがとう。

数日間はお返しだけを考えて生きていこうと思う。手紙も書きたいし。絵に描いたような幸せな過ごしかたで、自分のような人間がこんなに満ち足りていいのか不安になる。フラグなんて立てる必要ないのに。

2024-10-01 (Thu.) 28:56

 

人前で

表舞台に立つ演者側の人間って本当にすごいなって度々思う。もちろん、人間は生きていること自体が奇跡的ですごいっていうのは大前提として。

学生の頃のわたしは、数十人の前で数分話すだけでも完璧にプレゼンを仕上げて、カンペを用意して、何度も練習して。それでようやく人前に立てるようになる人間だった。きっと今も変わらないだろうけど。だからこそ何千、何万人の人間の前で、歌ったり踊ったりアドリブで話したり。それらを生業としていて、平然としてやってのける人間を心から尊敬している。平然として見えるだけできっとそんなことないだろうし、平然として見えるようになるまでの道のりは決して平坦なものじゃないだろうけど。

いつになったら人前が緊張しなくなるんだろう。緊張はあったほうがいいって言うし、理屈としては分かるけれど、もう少し余裕のある人間になりたいよ。

2024-10-02 (Wed.) 25:45

 

ショートLOVE

なんで冬でも夏でもなく、秋に限って髪切りたくなるんだ。意味分からんなって思ってたけど、年中髪切りたがってるから関係なかった。本当に長いのが似合わなくって泣きたくなる。その分ショートが似合うのはありがたいけど、べつにめちゃめちゃ似合ってるわけでもないし。なにもかも中途半端でないものねだりがとまらない。

ドライヤーの時間が憂鬱だし、なにより邪魔だし。わたしの堕落した人間性と生活力のなさに、ロングは全然向いてない。その反面、ショートってドライヤー秒で終わるし、適当にアイロン通してスタイリング付ければそれっぽくなるし。この世にショートヘアが存在してよかった。ベリーショート・マッシュ・ボブ・ウルフ等々たくさんやってきたけど、またやってない髪型にしてみたいな。ハンサムショートとかしてみたいな。ここ数年は大人っぽくなりたい一心で前髪なしの黒髪を貫いているけど、それは揺らぎたくないね。とか言いつつ簡単に揺らぎそう。そういうところが子供っぽいのかも。

2024-10-03 (Thu.) 18:24

 

寝ればいいのに

徐々に寝る時間を早めていって、朝型人間になろうとしている。生活のリズムを正すって地味に難易度高いよね。いつも同じ時間に寝て起きて食事できたらいいなんて分かってはいるけれど、生活なんて人それぞれだから。

遅番の次の日に早番を入れるの法律で禁止してほしい。ついでに、擦れると痛いニキビも取り締まってほしい。わたしが思う「不快」をすべて法を用いてどうにかしてほしい。自分勝手にも程があるね。今のわたしは思うがままに生きてるからそんなに不快に思う瞬間はないけれど、思い出して意味分からんくね?となることが多々ある。沸々ともやもやしていて、どうにもならないことばかり考えて自分でもなんの意味があるのか分からない。そんなことしてる暇あるなら寝ればいいのに。いつになったら朝型人間になるんだよ。

2024-10-04 (Fri.) 25:15

 

餃子!リベンジ!

べつに料理が好きなわけでも得意なわけでもないけれど、餃子を包む作業が好きなのでたまに作ったりする。昨日、久しぶりに作った餃子が見事水餃子になったため、本日リベンジを遂行した。

焼き目をつけるときしっかりとフライパンを熱してから餃子を乗せる、蒸し焼きにするとき水ではなくお湯を入れる。スマホで得た真偽不明の情報を真に受けて、とりあえずやってみる。相変わらずコンロも直火もこわくて苦手だ。次の住居はぜったいにIHコンロがいい。恐怖心を抱えながらも、なんとか焼き始める。焼きすぎじゃない?って思うぐらい焼き続けて、いい感じに焦げ目ができるまで待つ。そして、お湯を入れ蒸し焼きにする。これまた焼きすぎじゃない?って思うぐらいちゃんと火が通るように待つ。

料理は科学だなんてよく聞くけれどこんなに身をもって感じるのは、はじめて。自分のためにする料理なんて目分量かつ適当でしかないから、すこし反省。自分を大切にするという意味でも、どんなことでもこだわりを持って丁寧に向かえという神からの指針だろうか。まあ今回の餃子は成功したからよしとする。

2024-10-05 (Sat.) 24:02

 

襟付きシャツのすゝめ

カジュアルな服装が好きだけれど、年齢を重なるにつれて釣り合わなくなってきた。べつにキリッとした服装が似合うようになったわけではなく、年相応の容姿と身につけているものが不一致に感じだす。なんだろうね、これの現象。

打開策として、襟付きシャツをおすすめしたい。極度のめんどくさがり屋だから、アイロンしなくても様になるようなカジュアル前提!って感じのシャツばかり着ているが、そこに襟が付いていれば大体の場所には行ける気がする。TPOを要する場所ではもちろん無理だけど、そんなところに滅多に行かないから構わない。ほんとに大人なのか疑いたくなるけど。

さらに。カジュアルな襟付きシャツって結構どうとでも着こなせる。ファッションセンス皆無のわたしが言うんだから間違いない。パラシュートパンツやスウェットパンツと合わせてほぼカジュアルに寄せたり、スラックスと合わせて若干フォーマルに寄せたり。まあ、前者しかしたことないんだけどさ。とにかく、一着持っとくと便利だよって話。

2024-10-06 (Sun.) 22:43

 

金木犀を待ち侘びて

すこし前に感じた秋の訪れを感じさせる気候はなんだったんだろう。確かに夏に比べたら涼しくはなっているけど、それでも起きたときに汗をかいているのは変わらない。わたしがかなりの汗っかきかつ極力クーラー付けっぱで寝たくない系の人間であるせいな気もするけれど。

みんないつまでクーラー付けてるんだろう。十年以上前のこの季節ってもうクーラー付けてなかった気がする。運動会が終わって金木犀を待ち侘びるこの数週間の暮らしやすさが好きだったのに。でもそんなことすら忘れて、この暑さにすら慣れてしまうんだろうな。感情なんて儚くて残酷だね。感情を持って生まれたからには、この残酷さと一生向き合わなきゃならないのかなってちょっと腰が引けちゃう。

いい加減、勝手に背負って勝手に自滅していくのをやめたい。だれもわたしなんかに期待してないのに。なんで気候や暮らしやすさの話から、自己嫌悪に繋がっちゃうのかな。意味分かんない。

2024-10-07 (Mon.) 14:47

 

反省会in内科

よく分からんワクチンを打ちに、十数年ぶりのとある内科へ向かう。必要な書類をバッグにつめ込み、季節にそぐわない半袖一枚で徒歩数分の目的地へと歩きだす。

久しぶりのとある内科は、リフォームされたのか潔癖を体現するような白い空間になっていた。若干の居心地の悪さが微睡みに変わりそうな瞬間、名前を呼ばれる。急いで読んでいた本をしまい、部屋の名前をひとつひとつ視界に入れながら呼ばれた部屋へと進む。数分間、ぼーっとしたのちに簡単な問診に入る。久しぶりに目にする聴診器になぜかテンションが上がり、そんな自分の子供っぽさに呆れながらも、この感情の起伏がバレてたらどうしよ、とどうでもいい心配が湧き上がる。べつになんてこともなくワクチンの接種がはじまり、痛くも痒くもなくまたもやぼーっとする時間が再来する。

なんてことなかったなってうれしい拍子抜けをしつつ、本を読もうとしたら、お医者さんに「立派な大人になったね」と話しかけられる。そんなこと言われる機会ないし、なにより気づいてたんかい!という恥ずかしさで咄嗟に言葉が出てこない。なんとかありがとうございます、と面白みのない言葉を並べて事なきことを得る。

立ち去ったのを確認してから、何事もなかったかのように本を開く。もうワクチンのことなんて頭になく、脳内ではさっきの会話の反省会が繰り広げられていた。

2024-10-08 (Tue.) 22:55

 

無意識の断食

眠気がカンストしたのか14時間ほど寝てしまい、無意識のうちにオートファジー的なことをしてしまった。その横文字の単語をよく理解してないけれど、基本は16時間の断食をすることで細胞内にある不要な物質を分解する仕組みらしい。

そりゃできるだけ健康であれたらと思うし、いつだって不要な脂肪が消えて必要な筋肉ついてくれ!と他人事のように思ってるけど。自堕落な生活と健康が勝手に両立してくれないかなとか思ってるけど。べつにダイエットしてるわけでもないのに無意識のうちにオートファジーなるものを決行していた自分に戸惑っている。どこかで見聞きした単語が頭の片隅に残っていることはよくあるけれど、だからと言って形にするほど心に残るものなのか。いや、ただただ眠くて起きたら夕方だっただけで健康がどうとか無意識であっても意識してなさそうだけど。

断食もダイエットも食事制限も気分じゃないからしないけど、わたしのように睡眠命のひとは知らないうちにしちゃってるのかも。その横文字の単語を。

2024-10-09 (Wed.) 21:40

 

季節が変わるたびに

今日こそ早起きだ!と意気込んでいたのに、あまり眠れずにいつも通り昼過ぎに目を覚ます。とりあえず適当に髪を整えて適当にごはんを作って朝兼昼ごはんを食べる。中途半端に終わっていた読書を再開しながら、のんびりと過ごす。

ふと、室内にいながらも秋の気配を感じる。突然思い立ったかのように換気をはじめる。今この家には読書をしているひとしかいない無音の空間だからちょうどいい。学生らしき人物たちの話し声や、近隣の住宅から聞こえてくる生活音を耳から耳へと滑らせつつ、なんとか読み終える。本を読んでこんなに泣くなんてはじめてかもしれない。涙が染み込んだティッシュの量を見てドン引きしつつも、手持ち無沙汰になる。やることなんていくらでもあるのに。

徐々に下校する人物たちの気配が増えてくる。夕方じゃん、わたしのいちばん好きな時間の夕方じゃんと謎にテンションが上がり、起きたまんまのパジャマ姿で家を飛び出す。病院から脱走してきみたいだけど、今はそんなのどうでもいい。久しぶりに歩くお気に入りの散歩コースは、彼岸花やすすきが揺れ、落ち葉のこすれる音が響く秋の世界に移り変わっていた。この世に産み落とされて早数十年経つというのに、この世界の美しさにはまだ慣れなくて、季節が変わるたびに何度だって新鮮に感動する。

秋の空気を全身に巡らせて、帰路につく。予定よりも長くなった突発的な散歩なんて、幸せの象徴みたいじゃんって恥ずかしげもなく考えながら、もうすこしだけ生きてみることにした。

2024-10-10 (Thu.) 20:10

2024|09|21-29

夏=労働

冷房付けてるのに汗がとまらない。秋はすぐそこだなんて到底信じられない。夏と冬ばっかり幅を利かせて、春と秋の肩身が狭いよ。こんなにも春と愛が好きなのに。

服装のなかでは夏服がいちばん好きだし、どうせクーラーがんがんの部屋で過ごす時間がほとんどを占めてるし。どれだけ暑くなろうがわたしにはあんまり関係ないなんて思ってたけど。なのに、ここ数年はなぜか夏に限ってばかみたいに労働している。自分がなにを考えているか分からないし、べつに繁忙期とかでもないのに。よりにもよって、代謝が良いでは済まされないレベルの汗っかきだし。

そんな夏の過ごしかたにいったん終止符を打とうと思う。夏は引きこもって、春秋冬に労働する。まあ労働しなくて済むなら、喜んでしないんだけど。

2024-09-21 (Sat.) 23:09

 

ぶれぶれなマリーゴールド

帰り道、マリーゴールドが咲き誇っているすがたが視界に入る。集合住宅の花壇って、だれが管理してるんだろう。集合住宅に住んだことのない人間の単純な疑問を返事のない花にぶつけつつも、美しく咲く彼らと育て上げただれかに感謝の気持ちが湧きあがる。そういえばブログに写真載せはじめたんだったと思い出し、そっとスマホを出しながら。

カメラのアプリを起動した瞬間に、風が吹く。いつもだったらわたしってタイミング悪いなって落ち込むのに、あまりにも秋を予感させる風で感動が勝つ。ぶれぶれなマリーゴールドがどうしようもなく愛おしく思えて、客観的に見たら失敗の写真なのに消せないでいる。だいすきな秋がきた、日中出かけるのが億劫じゃなくなる。なりより金木犀がもうすぐ咲きはじめる。自分が思いつく限りの「だいすきな秋」を思い浮かべて、漠然と生きていける気がしだす。寿命なんて決められるものじゃないのに、秋のあいだは人間の形を保てている自分が想像できて涙が出そうになる。

また季節の移り変わりや自然のゴーイングマイウェイ加減に勝手に救われてしまった。わたしはなんにも返せてなんかないのに。

2024-09-22 (Sun.) 24:43

 

だいぶネガティブ

なんかぜんぶ冷めちゃった。必死になにしてたんだろう、今もなお続く苦しい日々になんの意味があったんだろう。ばかみたいじゃんね、すべてが。感情がジェットコースター過ぎて、操縦しきれないよ。操縦できたことなんてないんだけどさ。

なにもかもやりきれないね。長いような短いような人生のなかで、やりきれたことのほうが少ないだろうけど。ちょっと本当にやりきれなくって、もやもやが募るばかり。助けて。わたしのような人間が幸せになれるなんて思ってないけれど、それでもちょっと辛いことが多すぎないかい。だいぶネガティブだね。地味に韻踏んでて恥ずかしいね。

あとちょっと頑張ったら終わるから。すべてが大丈夫になるしきっとよくなる。苦しい日々もいつか愛しい記憶になって、宝物になるはず。そう思わないとやってられない。

2024-09-23 (Mon.) 26:24

 

言葉にしない

機嫌のよくないときこそ機嫌よくって言うけれど、それすらできないくらい苦しかった。善良な人間に対して当たってしまいそうなくらい自分を取り繕えなくて、休めってサインが鳴り止まないのを感じていた。結局なんとか一日を終えられたけれど、本当にギリギリだった。よかったで済ませちゃいけない気がする。他人に迷惑をかけてしまうまえに、どうにかしなきゃ。

愚痴とかあの人の言動がどうだとかって決して気分のよいものではないと分かっていても、欠壊した瞬間にとまらないことが目に見えていて。そんな自分にたいそう嫌気がさしていて。ぜったいに言葉にしない。だれかが手を差し伸べてくれたとしてもありがとうで済まそう。それ以上口にしちゃだめ。言霊をだれよりも信じてるんでしょ。だったらぜったいに言葉にしないで。

数ヶ月後にはなにもかもどうでもよくなってるし、わたしも相手も互いの記憶から消えてるだろうし。いっときの感情で無駄な波風立てて感情を消費する必要ないよ。

2024-09-25 (Wed.) 22:17

 

まぶたを閉じて

ありえないくらい眠い。こんな感じの冒頭ばっかな気がするけど、超本音だからしょうがないね。眠いしか考えられない悲しきモンスターだよ、わたしは。

眠れないときは本当に眠くてまぶたを閉じているのが苦痛に感じるのに、眠いときはまぶたを開けているのが苦痛。って当たり前なのかな。寝ている、まぶたを閉じている瞬間は基本的に意識がないから、まぶたを開けている状態がデフォルトのように錯覚するけれど、実は人間としてのデフォルトはまぶたを閉じている状態なのかも。だとしたら、まぶたを開けているのが辛いのも合点がいく。まあ、わたしの場合は心身ともにただただ眠りたいだけなんだけど。

過ごしやすい季節になってきて息がしやすくなって喜んでいたのも束の間、お風呂上がりはもう寒くて。夏と秋のすき間に存在していたはずの、すべてにおいてちょうどいい気候的ななにかが消滅してしまった気がする。もう思い出せなくて漠然とさみしい。

2024-09-26 (Thu.) 25:08

 

数分前のどうでもいい思考

また夕方ごろに目を覚まし、休日を台無しにしかけている自分に腹を立てる。もはや一連の流れがルーティンとなっていて、怠惰を象徴した存在として売り飛ばされるんじゃないかと意味不明な心配までしてみる。台無しにしかけていても、やることもやりたいこともあるから、一気に動き出す。わたしの体の持ち主がわたしで申し訳なくなりながら。

図書館に行って予約した本を受け取り、買い物のために近所の商業施設に立ち寄る。今年こそスケジュール帳を活用するできる大人になるんだという意気込みで、自分の目に良さげに映るスケジュール帳を購入する。今日からでもはじめたいなと思って開いたら12月からで、もう挫折しそうな雰囲気が漂いはじめる。なんで確認しないんだろう。べつにお金持ちでもなんでもないのに、深く考えず買い物するのやめたい。そんなことを考えながら外に出たら日が沈んでいて、のんびりと帰路に着く。やっと過ごしやすい季節になってきたし散歩でもするかvs風吹いてないしもっと涼しい日にしようよ、のバトルが脳内ではじまり、結局まっすぐ家に帰ることに。

帰宅してから数分後、雨が降りだして数分前のどうでもいい思考が肯定されたようで、地球や空模様に感謝してみる。もちろん反応はない。

2024-09-28 (Sat.) 22:08

 

コメント欄に思うこと

ルームツアーやvlogなど知らないひとの日常を垣間見れる動画が好きでよく見ている。自分と比べて落ち込みがちだから心に余裕があるときだけ。いつもどおり見ていたら思わず顔を顰めてしまうようなコメントが目に入る。コメント欄なんて見るもんじゃないね、本当に。

女性の肌見せファッション=なにかしらのアピールってどんな思考してるんだろう。ただヘルシーな服装が好きだとか暑いからカジュアルにしているとか、なんで考えられないんだろう。たとえ動画を見てもやっとしても、わざわざ本人の視界に入る場所でネガティブな言葉を並べるのはなんでなんだろう。ヘルシーでカジュアルなファッションだいすきな人間としては、素敵だなとかどこの服だろうとしか思わなかったから、そんな捉え方もあるのかとびっくりする。べつになにかしらのアピールが含まれていたとしても個人の自由だし、言ってしまえばネガティブなコメントをするのも個人の自由なんだけどさ。なんだかね。

新たな発見を求めてコメント欄を見ることがあるけれど、もうやめようかな。さすがに0か100かが過ぎるのかな。

2024-09-29 (Sun.) 18:00

2024|09|11-20

やわらかくきらめいて

パジャマと部屋着の狭間みたいな超カジュアルな服に、家族から拝借した大きめのクロックスで外出する。社会を舐めた格好で、決して舐めてませんよって顔で。

一瞬の用事のために、遠めの図書館に寄る。ごつめの黒い小窓に映る光がやわらかくきらめいていて、コントラストを発揮していた。わたしのこれからもこんな風であれたらな。どんっと構えて軸はブレずに、表面上は穏やかに揺らめいていられたらな。ついでにわたしの住む世界もこんな風だったらいいな。わたしも、わたしにとって大切なひとたちも、大切じゃないひとたちも。

大げさに色々と考えたあと、某ファストフード店でお月見を楽しむ。絵に描いたような月より団子で笑えてくる。もはや団子でもないけれど。

2024-09-11 (Wed.) 20:36

 

刺しそうな虫たち

謎の虫刺されが発生した。かゆくないけど、触ると若干痛い。蚊じゃなさそうだけど蚊以外の虫刺されの記憶がなくて、推測すらできない。

ダニ、クモ、ノミ……どうぶつの森の世界を頭に浮かべながら、数々の刺しそうな虫たちを思い出す。Siriに「○○ 刺されたらどうなる」などと問いかけてみても、症状ひどかったら病院行けよとしか言われない。そうだけどさぁ、と感情のない機械に八つ当たりがとまらない。歩いて負荷がかかるとすこしだけ痺れている。赤くなってる部分だけ見事に痛みが発生していて、体の可視化する能力すげー!と妙な感動。

頼むから寝たら治っててくれ、と念じて眠りにつく。神に届いたのか赤みが引いて痛みもなくなったような。結局どの虫に刺されたのか分からないまま、刺されたことなどなかったことになろうとしている。わたしが虫博士だったら、もっと適切な処置ができていたんだろうか。謎は深まるばかり。

2024-09-12 (Thu.) 25:29

 

きれいさっぱり

昨日の文章を読み返していたけれど、中身のなさに改めてびっくりする。逆に中身あるときなんてあるのかよ、と言われても困るんだけどさ。もうちょっと頑張ろうよ、眠いのは分かるけどさって気持ち。

謎の虫刺されはほぼ治っていて、もはや刺されたことすら忘れていた。このブログがなければ忘れていたかもしれない。忘れていたかもしれないことを留めておいて、記憶の引き出しを開けるって自然の摂理に逆らっているような、いけないことをしているような気がする。なんか夢のことを書いたときも同じような話してたような。人生って思った以上に長くて、だから同じことのくり返しで、いずれくり返していることすら気づかなくなって死んでいくんだろうな。予期せぬ死を想定していないお花畑な脳内なのは置いといて。

わたしが死ぬときには、このほぼ残ってない刺され跡もこの中身のない文章もなにもかも、きれいさっぱり忘れてくれていますように。

2024-09-13 (Fri.) 26:28

 

わがままに生きる

もっとわがままに生きると決めた。今でも十分わがままな部類に入るだろうけど今以上に。他人に迷惑をかけるような自分本位なわがままではなく、思いのままに好きなことをして生きるという意味でね。

臆することなく挑戦し続けていたい。あんまり考えすぎずに、ズカズカと進んでいけたらいいね。意外と人生どうにでもなるって分かったことだし。わたしのことなんて誰も見てないし誰も好きじゃないという事実が、逆に心を軽くしてくれる。さみしさとか承認欲求とかそういう類のものが減ってきて、昔よりは生きやすくなった。生きづらいことには変わりないけれど。

はやく、ぜんぶ大丈夫になりますように。すこしずつ大丈夫に変えていって、いずれこんな風に考えていたことすらも忘れてしまえますように。

2024-09-14 (Sat.) 24:10

 

【求】筋肉【譲】脂肪

筋肉が欲しい。ずっと言ってる気がする。整った容姿やお金、健康、荒れない肌の次くらいには欲しい。わたし史上いちばん運動していた時期すら、目に見えて分かるような筋肉はつかず脂肪が落ちただけだった。同じように動いていた友人は筋肉がついていたのに。

目に見えない筋肉もうれしいけれど、目に見える筋肉に比べたらモチベに繋がらない。わたしはTHE筋肉!って感じの筋肉を求めている。個体差はあれど、Xの染色体のみで構成された体をもって生まれた以上、筋肉がつきづらいのはどうしようもないことなんだろうけどさ。わたしもムキムキ、いやいやバキバキになって筋トレが趣味とか言ってみたい。来世に期待、とか投げやりにせず今世でもできる限り頑張ろうよって気持ち。気持ちだけできっとやらないけど。

まあ、結局ないものねだりだよねって話。ないものをすこしずつあるものに変えていけたらな。

2024-09-15 (Sun.) 24:33

 

見放されてしまいそうだ

移ろげな自分が顔を覗かせるたび、とある曲の冒頭「好きな人や物が多過ぎて見放されてしまいそうだ」が脳内で再生される。その都度、そうやんねって謎に納得する。数秒後になにがそうやんねだよ、とも思うけど。

多過ぎるんかな、興味のあるものは多いけど結局手をつけられずにいるし、とぐるぐる考えた末、まあいっかとなるまでが一連の流れ。いずれ見放されちゃうのかな、全人類に。軽率に好きって言ったり、惜しげもなく愛情を向けたりしないようにしたいな。浅はかな人間って思われたくないし。そうやって考えちゃってる時点で、浅はかなんだろうけど。この世界のなかで好きなものや安心できるものを多くつくって、心の分量を分散させたいと思っていたけれど、ほどほどにしないとね。

この歌詞が刺さっているうちは、わたしは大人になりきれていないのかもしれない。どうなったら大人で大人じゃないか分からないくらい、子供な自分が大人になんてなれなさそう。

2024-09-16 (Mon.) 26:51

 

睡眠に充てる

大変大変。ほぼ24時間寝てしまった。二度寝を超えて三度寝ほどした気がするけれど、それでも一日寝るってすごいことなんじゃ。全然褒められることじゃなく、不安になることだけど。寝過ぎて頭痛いし、片目の二重幅がバグっちゃってるけど。

調べてみると、寝過ぎって寝不足と同じくらい良くないらしい。「寝過ぎ デメリット」で検索すると勝手に責められているような気持ちになるから「寝過ぎ メリット」で調べてみるけれど、さすがにほぼ一日寝ている人間に宛てたものではないから、開いているウィンドウごと閉じて見なかったことにする。最初に起きたとき、びっしょりと汗をかいていたから冷房をつけたけれど、次起きたときもその次起きたときも汗が止まっていなくって、体ごとバグってしまった気がする。代謝の良さをこんなときに発揮しないでほしいよ。

こんなことを書きながらまた寝ようとしていてどうしようもない。休日が続くって幸せの象徴じゃん。だからってこんなに睡眠に充てるなんて思わなかったけれど。

2024-09-17 (Tue.) 30:29

 

涙そうそう

数日前から、左の二の腕と右の背中が痛い。なんでこんなランダムに痛覚を発揮させるんだ。成長痛なんて歳なのに、常にどこかしら満身創痍で涙涙だね。涙そうそうでも歌おうか、そんな歌じゃないか。

ほぼ一日睡眠に充てた昨日に比べ、今日は最高に充実した一日にしようと息込んだはずなのに、目覚めたらおやつの時間ですべてを諦めた。でも寝具の洗濯も、よく分からんワクチンの書類の申請も、明日明後日の業務の確認もできたし、きっと大丈夫。無駄なんかじゃないはず。あとちょっとの日々だし、適度に頑張って適度に生きていこうね。すべて終わらせたらヒトカラやらライブやらに行って、わたしなりに充実した日々にしたいね。

よく分からんこのブログの終わらせ方も分からず、果たして終わらせたいと思っているのかも分からず、ずるずると続けちゃっているけれど。でもきっと、やっててよかったなと思える日がくると信じて眠い目を擦りながら更新しようと思う。

2024-09-18 (Wed.) 18:39

 

国民(仮)

眠い。いつも日付を超える頃には睡魔が爆発して、何度か寝落ちを繰り返す。数十分経ってやっと明日の準備やこのブログを進め、お風呂に入る。寝落ちしそうと思った瞬間に立ち上がり、無理やりにでも体を動かせるような常に己を律する精神を持ち合わせていたら。今世では諦めさせてね。

呑気に音楽を聴いたり、無心でおすすめに出てきた動画を見たり、ちゃっかり寝落ちしたり。そういうことばっかしていられたら。納税も労働も教育もしたくない。大きな声では言えないけれど、国民の義務をひとつとして果たしたくない気持ち。気持ちとは裏腹に一応果たしてはいるから許してね。もう国民でもないのかもしれない。あなたは国民ですとは言われていないし、シュレディンガーの猫的な状況なのかもしれない。絶対違うな。

自分へ。どうしようもないことをつらつら書いてないで、とっととお風呂入って明日に備えてほしい。

2024-09-19 (Thu.) 26:46

 

ありがとうスタメン

TLがクリスマスコフレで埋まる季節がやってきた。ちょっと暑くなってきたと思ったらクリスマスコフレという単語が目に入り、うそやんもうそんな季節?と動揺しているうちに新年を迎える。ここ数年はそんな感じに一瞬で時が過ぎちゃって、気づいたら死んでるんじゃないかと本気で思う。

ざっと今年のクリスマスコフレを見たけれど、メイクアップ系だとRMKとo/one、スキンケア系だとこれまたRMK、john masters organics、OSAJI、EVOLVE、KIEHL'S、HOUSE OF ROSE、L'OCCITANEあたりが気になる。単純に見た目が好みだったり気になってたブランドやアイテムだったりお得さに惹かれたり理由は様々だけれど、これだけ載せたら好みが分かっちゃいそうで恥ずかしい。まあ、例年通りなにも買わずに終えそうだけれど。色々とスキンケアを試してみるのが好きだけれど、結局いつものスタメンに落ち着くのあるあるだよね。てか、ブログをメモ代わりにするのやめなね。

2024-09-20 (Fri.) 18:47

2024|09|01-10

視聴率0%のブログ

ねっっっむ。こんな眠いことあるってぐらい眠い。でも頑張んなきゃだし、弱音なんて吐いてられないよ。明日ってかもう今日だけど、今日と明々後日という勝負デーを乗り越えられたらなんとか生き延びられると思うから頑張るよ。来週のわたしはどうなってんだろ。笑顔が引き攣ってないといいよね、引き攣ってないときなんてないだろうけどさ。

ねっっっむ。再放送しちゃうレベルで睡魔が迫ってきてる。ありえないくらい眠いのにキーボードぽちぽちしてて偉いよね。急に大金振り込まれてもおかしくないぐらい偉いよね。とっとと振り込んでよ、だれか。なーんにもならないような文章を考えているうちに、はやく歯を磨いてお風呂入って布団に入って明日に備えたらいいのにね。無駄に続けてしまった視聴率0%のブログに終止符を打つ勇気がなくてだらだら続けちゃってさ。そんな言い方してもけっこうここ好きだったりするんだけどさ。

2024-09-01 (Sun.) 24:52

 

「台風は消滅しました」

台風がいなくなってもなお、かすかな余韻が空模様を揺るがしている。影響力の強さを誇示しているようで、普段満たされていないのかなって勝手な想像。そんなんしなくても貴方の知名度とんでもないよ、ずーっとトレンドにいたよって言ってあげたい。言ってもなんにもならないけど。

日本と日本の周辺が映った地図のうえに、控えめに乗っかる「台風は消滅しました」の文字。よくわからない世紀末感があって好き。消滅したのにこの地球を征服したやったぜ、みたいな雰囲気でさ。そんなんは置いといて、台風が出現するたびに最小限の被害に収まることを願っている。被害なんてないに越したことはないけれど、無力な人間が立ち向かえるものじゃないからさ。自然を前にして、我々はいかに無力か思い知らされて打ちひしがれる。同時に、自然の恩恵だけを受けて生きられると思うなよって釘を刺されるような気持ちになる。空の青さや星のきらめきに心を救われるたび、脅威が頭をよぎり、こうやってバランスを取られているんだろうなって。きっと神に。

2024-09-02 (Mon.) 26:47

 

寝過ぎ

たまの休みは睡眠に限る。べつにたまじゃないけれど、後先考えず一日をぐうたら消費できるのを休みだと定義するとたまだからさ。いいじゃんね。深夜と早朝の狭間あたりで寝落ちし、起きたら昼過ぎ、そして数回の二度寝を繰り返して気づいたら夕方。これがわたしのぐうたらルーティーン。さすがに寝過ぎて逆に体調悪いレベル。

あまりの体の重さに危機感を覚え、渋々起きて電気をつける。寝る前に電気を消した記憶すらなくてちょっとだけ怖くなる。もしかしたら寝落ちしたときに電気を消してくれる幽霊とともに暮らしているのかもしれない。幽霊やらおばけやらは怖くていやだけど、そんなやさしい存在となら生きていきたいと思える。と、どうでもいいことを考えながら一通りSNSを流し見して、急ぎの連絡がないか確認してスマホを置く。充電せずにベッドに投げ捨てていたせいで死にかけのスマホにHPを補給する。こいつもわたしが持ち主で後悔しているんだろうな、と上から目線の同情を投げつけながら。

ぼけーっとご飯を準備していると、足に大きめのあざが出現していることに気づく。しゃんとしてない弊害だ。きっと勤務中にぶつけてできたものだろうけど、もしかしたらまたもや幽霊の仕業かもしれないと、とりあえず目に見えないなにかのせいにしてみる。いやな人間だよ。

2024-09-03 (Tue.) 22:30

 

ケチの本領発揮

今日はクーポンやらポイントやらでお得にお買い物できる日だから、日付が変わるまでにスキンケアを終わらせて待機していた。いつもだったらだらだらとお風呂を後回しにしてしまうけれど、ここはケチの本領発揮といった感じに準備万端だ。

べつに大富豪でも大金持ちでもなんでもないけど、安く買えたことより、事前にリサーチしていたポイントやクーポンを駆使して得できた、という事実に喜びを感じている。きっと優越感に浸りたいんだろう。本当にお得なのか、安くなっているのかは置いといて、スーパーやコンビニでも安くなっている商品を手に取りがち。なんでもおいしいと感じる味覚をもって生まれてよかったと心から思う。ありがとう、味覚。

色々言いつつも、結局、買わないことがなによりのお得で節約だから、わたしは浪費家に分類されるんだろう。浪費家を名乗るなら、浪費家の名に恥じないよう生きていくよ。

2024-09-04 (Wed.) 25:58

 

重なる偶然

超どうでもいいことで奇跡的な偶然が重なり、わたしの世界が一瞬とまった。陰謀論めいたものを信じてしまうひとの気持ちがすこしだけ分かった気がした。分かった気になっただけで、分かってない気もするけれど。

もっと運命的なことで偶然が重なってくれたらな。変なところで運を使っちゃった、持ち越せないのかな。運ってよく分かんないけど、なんでもかんでも運がいいって思い込めば強運に転んでいきそう。運がいいより運が悪いって思う瞬間のほうが圧倒的に多い悲観的な人間だから、強運になんてなれそうもないね。目に見えないなにかを信じがちだけど、ポジティブに受け取るのは難しいね。ポジティブの星に転生したい。今の自分のまま転生しても意味ないから、生まれた瞬間からやり直したい。ポジティブ100%だと疲れちゃいそうだからネガティブを10%ほど抱えてさ。その発想がネガティブなのかな。

2024-09-05 (Thu.) 26:43

 

星と目が合う

目を覚まして時計を見たら10時4分で、なんだ余裕じゃんとか思ってたら10時46分で俄然焦り出す。そんな朝。口のなかに違和感を感じて鏡を見ると、髪の毛を含んでいる。見境のない人間だけど、ここまで見境なくなったとは。

そんな珍妙な目覚めののち、適当に支度を済ませて出勤する。今日も今日とてやらなきゃいけないことであふれている。記憶がほぼないけれど、きっとなんやかんやこなして帰路に着く。安売りされていた糖質何グラム以下的なお菓子を行儀悪く食べてみる。どうせ誰も見てないし、わたしを照らすのは街灯しかないし。行儀悪く食べる仕草の途中で空を見上げた瞬間、星と目が合った。毎日照らしてくれていたはずなのに、ぜんぜん眼中になかったことを後悔する。こんなにきれいで素敵なのに。行儀が悪いがゆえのメリットなんてあるんだって謎の感動が湧きだす自分のこころに嫌気がさしつつ、行儀悪めに星を視界に入れつつ、呑気に歩いていたら思っていたより早めに家に着いてちいさな後悔を負う。

2024-09-06 (Fri.) 26:33

 

キウイと心の余裕

スーパーでキウイブラザーズとかいうかわいいフィギュアなやつらが視界に入り、衝動買いをしてしまった。学生の頃、キウイが肌にいいと聞き、毎日のように食べていたとき以来のキウイで心が躍る。おいしいのはもちろん、キウイブラザーズのゴールドとグリーンなおふたりをお迎えできるんだから躍らないわけがない。

ワクワクで帰宅したのに、疲れ切っているからかキウイにたいして時間を割けない自分がいる。学生の頃のわたしは、皮を剥いてカットして一日分に分けて冷凍していたのに、今のわたしはそのまんまラップに包んでジップロックに入れておわり。「キウイ 冷凍保存」で検索して出てきた方法だから間違いではないけれど、確実に楽な道へ突っ走っていーる。もっとキウイに愛をもっていられたら。キウイはこんなに恩恵を与えてくれているのに。キウイに対する行動で心の余裕が測れるね。キウイは写し鏡なのかもしれない、それはちょっと違うか。

2024-09-07 (Sat.) 20:13

 

vsもやもや

もやもやがとまらない。もやもやしちゃだめだって言い聞かせるたびに、もやもやが募ってゆく悪循環から抜け出せない。一刻もはやくもやもやを消し去りたい。

ひとと関わるから、比べちゃったり些細な言動にネガティブな感情を抱いたりしてしまう。でも、ひとと関わらず生きていくなんてほぼ無理な話で。なら自分以外の人間を消すか、自分が消えるかの二択になる。前者なんて、ひとと関わらず生きていくのと同じくらい無理な話だから、消去法で後者になる。スイッチを押すぐらいかんたんに生きるとか死ぬとか決められたらいいのに。いつだって死んでないから生きてるだけ精神で人間の形を保っているけれど、実際に死ぬ勇気なんて持ち合わせていない小心者で。痛みを感じず眠るように死にたいなんて思うような強欲な人間で。だからどっちもできない。生きている限り、もやもやと付き合っていくしかないんだろうな。

2024-09-08 (Sun.) 24:15

 

リセット症候群

いざというとき、大切なものをパッと手放せる人間でいたい。いつまでも未練ったらしいのはいや。必要とされたいとか重宝されたいとかそういう類の承認欲求を払拭して、ひとの記憶にこびりついてしまうまえに物理的にも消えてしまいたい。べつにネガティブなわけじゃなく、一ヶ所にとどまっていられない飽き性な人間ってだけ。

現代では単語が生まれるくらいに「リセット症候群」なひとたちがいるんだろうけど、形態がちがうだけで昔からそういった傾向のひとは一定数いるんだろうなって。勝手に妄想して勝手に救われて、コスパのいい人間だよ。わたしがリセット症候群なのかは分からないし、できれば当てはまりたくないけど、客観的に見たらそうなんだろうなって思う。いやだね、抜け出したいね。手放せる人間ではいたいけど、リセット症候群には当てはまりたくない。いい塩梅にいたい、それが難しい。無限ループに陥りそうだから寝よう。

2024-09-09 (Mon.) 27:13

 

左手がアバターに進化

ずっとデジタルな作業がほとんどだったから、ここ半年でアナログな作業に触れて心変わりが発生している。決して得意とは言えないけれど、字を書いたり絵を描いたり写真を撮ったりするのがやっぱりすきだ。すべて手放せるようにと思い、好きじゃない!興味ない!と言い聞かせていたけれど、やっぱりだいすきだ。きらいになれなくて本当に悔しい。

ちょっと前から万年筆やガラスペンにハマり、万年筆のインクを集めはじめた。お願いされていた作業にどうしても気が乗らなかったから、そういえばと思いインクを使ったら想像以上に楽しい。字を書くのはもちろん、水筆を使いながら絵を描くのも楽しい。ぜんぜん上手じゃないのに、雰囲気が出てそれっぽくなってくれる。ありがたいなとか思いつつ進めていたら、左手がアバターに進化しかけていた。夢中になってゆくうちに、自分のからだをパレットにしていて、周りの見えなさに愕然とする。自分だったからいいものの、人ん家だったらどうする気なんだろ。人ん家をパレットにするような状況がまずないだろうけど。

2024-09-10 (Tue.) 29:51

2024|08|21-31

だめぽ

つっっっ枯れた。疲れて枯れちゃった。もうだめぽ。疲れすぎて普段無意識のうちに隠しているねらーの片鱗が見え隠れしちゃうよ。確実にわたしの居場所のひとつだけど、ROM専極めし者だから浅い知識しか持ち合わせてないのが玉に瑕だね。どうでもいいね。

こんなこと考えちゃうのわたしだけなのかもってヒリヒリしてたけど、このひとも同じ気持ちを抱えてたんだって泣きそうになっちゃった。ありがとう世界。結局わたしは弱くて、自分だけじゃないって思えないと救いだって捉えられないんだなって。はやく自分の足でちゃんと立って生きていけるようにしなきゃね。うまく呼吸ができるようにしなきゃね。ぜったいに大丈夫。すべてよくなる。わたしの人生だからわたしの好きなようにしていくよ。だれかのために生きてブレブレになったりしないよ。自分のために生きようがブレブレだけど、そんなことは今いいんだよ。

2024-08-21 (Wed.) 23:12

 

雷と雷と雷と雷

とまらないあくびを堪えつつ作業を進めていたら、めっちゃ雨降っとるでって教えてもらい、ふたりして一瞬だけ荒れた空模様を眺めていた。帰る頃には荒れたどころじゃなくなって、今50m走測定したら中学生のころのわたしを超えられるんじゃないかと思うくらいのスピードが出ていたと思う。そんな近くないでしょって頭では分かってても雷の音と光が怖くて、両足の回転率がカンストしていた。

なんかずっと光っとらん?ってくらいの高頻度な雷で、恐怖心と戦いながらも脳内にどうぶつの森が頭をよぎる。かるく命の危機を感じてるはずなのに、真っ先にゲームのことを思い出すゲーム脳加減に若干嫌気がさすけど、ゲームに罪はないしゲームラブには変わりないからいいやって気持ち。ぐるぐる考えつつも本能で早足になっていたら、右足がびしょびしょになる。そういや、こけたときぐらいしか道路の凹凸を気にしたりしてこなかった、って突然視野の狭さを痛感する。同時に長靴を履いてたら楽しいイベントだっただろうなって。タイミングと計画性のなさに嘆きながら、なんとか家に着く。今日のすべてを浄化させるように右足を洗い、はげしさを増す雷をBGMにこの日記的な文章を書き終えそうだ。

2024-08-24 (Sat.) 26:40

 

花火と拍手

偶然が折り紙並みに重なって花火を見に行けることになった。人間界のなかでギリギリ溶け込めるレベルの適当な服に着替えて、最近ハマっているカメラとスマホを持って出かける。近くの商業施設の屋上が開放されているそうだから呑気に向かうも、普段じゃありえない人の多さに心が折れかける。が、今日のわたしには折り紙並みに重なった偶然がついてくれているから足を進める。

なんとか屋上に辿り着き、横目で周りのひとたちを眺める。この街ってこんなに人住んでたっけ、こんなイケイケ系いたっけっと一通り失礼なことを考えながら、はしっこで息を顰めていたら花火が打ち上がる。数年ぶりの心待ちにしていた花火に涙が出そうになる。まちの花火大会って感じの花火たちに心が浄化されてゆく。花火と花火のあいだの時間に、花火師さんは大急ぎで準備してるのかな、この一瞬のために汗水流して頑張ってきたんだろうな、てか花火を作ったり打ち上げるためのお金ってどこから出てるんだろ、ボランティアなわけないし明日調べてみようかな、ってぐるぐる考えていたらフィナーレらしき雰囲気に。

ぜんぜん花火に詳しくないけど、花火師さんが子供たちの笑顔が見たくて考えたんだろうなって感じのキャラクターやハートの花火が好き。集大成だぜって感じのしだれ柳の連発も好き。こんなん無料で見れてしまっていいのかなって謎に困惑していたら、最後の花火が終わった瞬間に局地的に発生した拍手で現実にもどる。これだ。拍手に「ありがとう」と「素敵でした」をつめこもう。拍手のあふれる人生にしていこう。拍手って幸福がつまってるんだ。

2024-08-25 (Sun.) 22:00

 

二匹の子持ちししゃも

ふくらはぎが完全に子持ちししゃも。前からこんなんだったっけ。顔もだけど足なんてそんなパーツ単体で記録に残したりしないから、いつからししゃもから子持ちししゃもになったのか分からない。ししゃもですらイヤだったのに。分かってたらBボタン連打でキャンセルしたのに。子持ちになる=しんか、と捉えるかは人それぞれだけど。

きれいなまっすぐな足が好きなのに、年々正反対の足にすくすくと育っている気がする。ほぼ毎日ばかみたいに歩いている副産物だろうか。気になって調べてみると、わたしのような足の原因は筋肉とむくみらしい。さらに歩き方や立ち方の悪いクセがなんちゃらって出てきて、心当たりしかない。運動で身につけた筋肉然りししゃも足はかっこいいけれど、わたしは明らかにそうじゃないからイヤだ。運動で筋肉ついちゃって〜で誤魔化せるようなかっこいい体型してないし、足以外に筋肉なんてないに等しいし。

二匹の子持ちししゃもがはやく出産してくれるのを願うほかない。あったのか分からないししゃもの時代に戻りたい。ついでに童心も取り戻したい。

2024-08-26 (Mon.) 25:23

 

超プチプラな化粧水

疲れたりストレスが溜まると、ジャンキーなものを思うがままに食べたり、ネットで気になってた服やスキンケア類をポチりがち。ここ数日も、無意識のうちにお菓子を食べちゃったり買い物しちゃったりで、わたし疲れてたんだなって泣きそうになった。美味しいし欲しかったものだしで後悔はないけれど、あまりにも感情に身を委ねすぎていていち大人として存在してていいのか心配になる。

数日前に勢いで購入した超プチプラな化粧水が届いて、失礼ながらもそんな期待せず使ってみたら肌に合ってるしなんかいい気がするしでちいさく感動。コスパが良すぎて使用期限内に使い切れるか不安なレベル。全身用に、ボディクリームの前にと思って購入したから杞憂だろうけど。口コミで散見されたにおいが〜って意見もべつに気にならなかった、というかむしろ好きな香りでわたしのために作られたものじゃんって謎の自意識過剰を振りかざす。いいじゃん、そのくらい強欲に自分本位に生きていってやろうよ。とっととすべてを投げ捨てて、ラブい化粧水を抱きしめてさ。

2024-08-27 (Tue.) 19:45

 

「愛」

短歌を考えていると「愛」という単語が続出しがち。わたしあるある。ベタでありがちで単調になりやすいから避けるひとも多そうだけど、わたしは何より好きだしいつか自分らしさになり得ると信じて心のままに使うぞっていう密かな決心。技巧的な部分とか文学的な良し悪しとかよく分からないけれど、短歌のことをこれからも好きでいれたらそれでいいから。よくないか、知らんけどさ。

それは置いといてなんで「愛」ばっか出てくるんだろって考えたとき、いつのまにかわたしにとって短歌が【愛おしい】を閉じ込める記憶装置になっていたのかもって。なんとなくはじめた短歌を詠むという行為が、忘れたくない愛おしい瞬間や愛おしい心のうごきを記憶しておくための大切な行為になっていたみたい。べつにいいとも悪いとも思わないけれど、それだけに囚われずに今まで通り楽しんで短歌と付き合っていけたらいいね。常に楽しいばかりではいられないけど、常に楽しいことなんてこの世にないし、八割楽しければ上々だし、それはもう楽しいに分類されると信じているから。

2024-08-28 (Wed.) 11:05

 

連れツレつれ

イケイケ系の方が言いがちな「連れ」とは一体なにを指すのか、気になって仕方がない。主に男性が言いがち。凝り固まった偏見の塊かもしれないから、話半分で聞いてね。

まず「連れ」とは主に 【一緒に伴って行くこと。一緒に行動すること。また、その人。同伴者。】という意だそう。そうだよねって感じの結果。加えて【 仲間、友人、また、伴侶、配偶者の意でも用いる。】とある。これのことだね、きっと。伴侶・配偶者は想定内だけど、仲間・友人って相当広くないか。わたしが想像する「連れ」は、かなり親密で互いの人生を背負うレベルのものを想定していた。仲間や友人を軽んじるわけじゃないけど、彼らも「連れ」に分類されるんだ。

一度も発したことのない言葉「連れ」。わたしもいつか仲間や友人のことを連れと呼ぶ日が訪れるんだろうか。ぜんぜん想像できなくておもしろい。似合わなさすぎる。

2024-08-29 (Thu.) 26:36

 

付き合ってるの?

男性と女性が一緒にいたり仲良さげにしていたら、冷やかされたり頻繁に付き合ってるか聞かれたりするのって本当にグロテスクに感じる。べつに付き合ってようが友達だろうが本当は嫌っていようがなんだっていいけど、当人の恋愛感情の有無(有無なんてざっくりと分けられるものではなくグラデーションだろうけど)や恋愛対象や性的対象だとか、そういうのをフル無視して、自分のなかの当たり前に当てはめてエンタメとして消費してしまえるのが恐ろしい。

学生の頃、自分と関わりのある同級生の男女二人が楽しそうに話していたら、周りの子に「あの二人って付き合ってるの?」と真剣に聞かれたことが忘れられない。わたしだったら知ってると思って聞いたのかな、本人には聞けるような関係性じゃないのかな、それとも謎の気遣いで本人には聞かないのかな、とぐるぐる考えたけれど。いやいや、知るか。もし付き合ってたとしてもわたしが知る由もないし、知ってたとしても言うわけないし、男女が一緒にいる=付き合ってるってなんだよ。という思いを押し殺して知らない、とだけ返した。下手な愛想笑いを添えて。どう返すのが正解だったのかいまだに分からない。正解を教えてほしい。

2024-08-30 (Fri.) 27:12

 

追い出される

ネット上のセール会場に数分前から入場していても、開始と共に追い出される。あるある。ここで働いている人や関わっている人はきっと慌ただしく対応に追われてるんだろうなって、顔も名前も知らないだれかに思いを馳せる。いつも通り、妄想に耽っていると数時間が経過している。もう人気商品や超お値打ちなものは売り切れてるんだろうな。まあ、どうせわたしは野次馬だしいいんだけどさ。

本気で商品を狙っているというより、お祭りの雰囲気を味わいたいだけ。どこにでもいるよねー、そういうひと。いや、本当に買い物はするんだけれど、そこまで意気込んでるわけではないよって程度だから怒らないでね。世間がイメージするゆとり世代のネガティブな側面を凝り固めて生まれたのがわたしだから。怒られた瞬間にすべてを投げ出して殻にこもり出す打たれ弱さがアピールポイントだから。それこそやだよ、そんなひと。そんなところも含めて愛してほしいと思っちゃう図々しさも含めてさ。

2024-08-31 (Sat.) 19:44