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日々約400字を羅列する脳内すけすけなログ

2024|04|21-23【NEW】

 

月日が経って

勝算のない人生になってからが本番だね。人生に勝ち負けなんてないけれど、そういった打算的な、デメリットだメリットだ的なことを考えないようになってから本当に生きられている気がするから。失うものがなくなってから息がしやすくなった。まあ、今考えると大したことじゃなかったけれど、でも、そう感じるくらいには追い込まれて世の中からはみでてしまったと真剣に悩んでいた。

困難や苦難のまえで頭を抱える当事者に向けるにはあまりに大雑把で心のない言葉だと思うし、ひとに向けて絶対に言うことはないけれど、あとから思うと本当に時間が解決してくれることばかりだなって思う。消えてしまいたいくらい悩んで、でも死なないかぎり生きるしかないからなんとか日々をこなして、月日が経って、なんで悩んでたんだっけって思えるようになる。そのくり返しだよね、結局。たくさん悩んで苦難を乗り越えて、他者の痛みをすこしでも理解できるような人間になりたい。大切なひとのもやもやをわたしにも一緒に抱えさせてほしいし、その代わり一緒に生きさせてほしいよ。

2024-04-21 (Sun.) 23:54

 

まばたきの速度

まばたきがゆっくりなひとってなんかいいなって。すべて見透かさてれそうで、気づいたら吸い込まれてそうでさ。意識してできることじゃなさそうだし継続するのが難しいから、天性のものじゃないかな。わたしもやったるか!と意気込んでも気づいたらいつものスピードでまばたきしちゃってて、まあ目乾くほうが困るし今回だけなって毎回言い訳してさ。まばたきゆっくり人間への道のりは長そう。

てか、そんなこと考えてる場合じゃないんだよ。余裕のないときに限ってどうでもいいことばかり頭に浮かんじゃう。どうでもいいことを愛しているからしあわせだけれど、優先順位が違うわけさ。ってこれを書いてる瞬間もどうでもいいことが浮かんでいやになっちゃうね。はやく余裕のある日々になりますように。適度に日々をこなしていこうね。すべて大丈夫になるから。

2024-04-22 (Mon.) 22:38

 

 

眠い、眠すぎるぜ。休日って休みの日って書くのに全然休めてないや。やらなきゃいけない作業はキリがないし、お風呂も入ってスキンケアもドライヤーもしなきゃいけないし。休日くらいは14時間くらい寝てしまいたいよ。

2024-04-23 (Tue.) 20:38

 

2024|04|11-20

 

時間に追われて

今日と明日をこなせたらいったん一段落するから。なんとか耐え抜こうね、きっと大丈夫だよ。落ち着いたら好きな本屋さんに行って、読みたかった本たちを買って、好きなひとたちに一瞬だけ会いに行って、ハンバーガーでも食べちゃおうか。そういうことだけ考えて生きていたいね。ネガティブな自分なんて消し去ってしまってさ。

最近は時間に追われてばかりだけれど充実しているとも言えるし、そう思ってないとやってられないし。今までやってきたことが全部無駄じゃなかったと思えるような生き方がしたい。自己否定ばかり積み重ねてきてしまったから、これからはどんなわたしも肯定してあげたいし、心から肯定できるようなわたしでありたい。今のままじゃ全然だめだね、もっと素直になりたいね。

今日より明日、明日より明後日の自分のほうが好きだなって思いたい。もう後退ばかりの日々は御免だよ。

2024-04-11 (Thu.) 11:59

 

一生分の良心

一年ちょっと、本当によくがんばったよね。この経験を無駄になんてしてやらないからね。素敵なひとたちに出会うことができて、たくさん良くしていただいて。感謝しかないよ、感謝してもしきれないよ。つらいこともあったけれどつらさが滲むくらい一生分の良心に触れて、こんな風に歳を重ねたいって何度も思わされて。確実に今後の糧になる経験だったと思うし、そう言い切れるような生き方をしていきたい。

すべて終わったからクリーニングに出そうとお店を調べていたらたくさん店名が出てきて、自分の生活圏にこんなにクリーニング屋さんがあるんだってちいさく驚いた。べつに都会じゃないし大きくも小さくもない街なのに、こんなにも把握してないんだって。何十年も住んでるはずなのに。定期的に制服をクリーニングに出してたはずなのに。結局、自分の興味あることしか記憶に残らないんだなって改めて思う。数十年後、わたしのことなんて誰も覚えてないんだろうな。

2024-04-12 (Fri.) 23:36

 

ふつうぐらいに

寝たいけれどこれ書いてからじゃないと一日が終わった気がしないから、無理やり目をこじ開けてポチポチしてる。典型的な三日坊主なわたしが三ヶ月以上続けられているなんて奇跡としか言いようがない。どうやら文章(と呼べるものではないけれど)を考えるのは苦痛じゃないみたい。壁打ちアカウントで長文ツイを連投してた思春期の頃の自分が報われた気がして、ほんのちょっとだけ救われる。

そうやってどうしようもない自分を正当化するために、無駄じゃなかったと思いたいがために、日々を生きているのかもしれない。なんせ死なないかぎり生きなきゃならないんだし。ちょっとでも自分の好きじゃないところを、ふつうぐらいに引き上げてからこの世を去りたい。好きになるなんてのは幻想だと分かってるから過度な期待はしないよ。薄目で現実を見つつも、夢見がちに空想の世界にひたりつつ生きていきたいね。誰にも迷惑かけなかったらいいもんね。

2024-04-13 (Sat.) 24:45

 

郷に従え

観光地って言ったって観光だけじゃないもんね。当たり前に誰かの暮らしが営まれていて、それらを土足で踏み荒らしていいわけなんて絶対なくて。べつに観光する予定なんてないけれど心に留めておかないとなって、ふと。

旅行好きでもたくさん旅をしてきたわけでもない人間なんだけれど、突然旅行にハマるかもしれないし逆にわたしの暮らす街が観光地になるかもしれないし。まあ、ないだろうけれど。郷に入っては郷に従え、を地で行く人間になったるぞって気持ち。生まれ育ったこの地から離れる予定などないのに謎に決心して一日を終えようとしている。

なにをしてんだ、わたしは。はやく寝ようよ、もう三時だよ。いくら明日が休みだからといっても許されないよ。それこそ郷に従って早寝早起きしようよ、ここでの郷ってどこなのか謎だけれど。

2024-04-14 (Sun.) 27:34

 

存在した形跡

毎月、クレジットカードの支払額にびっくりする。生活に必要なものしか買ってないはずなのに。どちらかというとお金のかからない子供だったはずなのに。生きるってこんなにお金のかかるもんだったっけ。

今日はエンディングノートをポチった、家族の分も含めて。人生なにが起きるか分からないし、明日死ぬかもしれないし。生きてるだけで地球にも動物にも人間にも迷惑をかけてしまっているから、この世から去るときぐらい極力迷惑をかけたくない。亡くなった瞬間にすべてのアカウントが消去され、すべての私物が灰となり、関わってきたすべての人間の記憶からわたしが消えてほしい。とくに黒歴史は必須で消え去ってほしい。

落ち込んでたときに、たくさん断捨離をしたから記録も記憶もすくなめな人間だけれど、わたしが存在した形跡を1mmも残したくないから。頼んだよ、だれか。

2024-04-15 (Mon.) 22:16

 

【求】アップデート

絵に描いたようなジャンクフードをテイクアウトして帰宅したから心からハッピーな気分。下着屋さんに寄って全身を3Dで測定できます的なのをしてもらって、数値化された己の体という現実と向き合いあまりの醜さに打ちひしがれていたはずなのに。本当に一貫性がない、どこに落としてきたんだ。

機械に測定してもらったデータを見返すと、ストレートネックがひどい。もともとひどかったのに悪化している気がする。スマホとパソコンと本を片手に生きている弊害だろうか。また、痣のできるあの猫背矯正ベルトを付けようか。三日坊主確定。あー、それもあるしあと7cmくらい首が伸びないかな。首が長い人だとボブなのにわたしだとロングってバグでしょ、はやくアップデートしてバグ修正してよ。周りと比べるから欠陥だと感じるだけ、って言い聞かせ誤魔化して生きてきたけれど、この地球にわたし以外の人類も存在している以上比べちゃうもんでしょって開き直ってる。これからもないものねだりを積み重ねて生きていくよ。

2024-04-16 (Tue.) 23:05

 

大丈夫になるよ

日常に、日々の暮らしのなかに些細な楽しみを見出して、なんとか生きてゆきたい。どんなことでも楽しめちゃうようなマインドが、わたしには足りない。些細な楽しみを積み重ねいずれ生きる喜びになると信じて。
わたしのことを心から信じてくれるひとも愛してくれるひともこの世には存在しないんだから、わたしぐらいは、わたしを、信じて愛してあげたい。生きてきたほとんどの日々を蔑ろにしてきた分、これからは大切にしてあげたい。そしたら、すべて大丈夫になるよ、きっと。

他人はもちろん、自分にも思いやりとやさしさをもって。自分のことすら理解できていないけれど、ひとよりは自分のことを分かってはいると思うから。この二年はがんばらなきゃいけないから。がんばりすぎだなんて中々ないことだけれど、がんばりすぎなきゃいけないからさ。

2024-04-17 (Wed.) 15:27

 

豊かになるよねって存在

家族に半ば無理やり貸された三冊が視界に入る。家からいちばん近い本屋のブックカバーを着たままの本たちが。本屋大賞がなんちゃらとか言われたけれど、よく分かっていないまま二日ほど放置されている。明日こそ読書したいんだけれど、うん。

最近は悲しいくらい本を読めていない。一日一冊ペースで読んでいた数年前が嘘みたいで、月日の流れを感じる。余裕がないと本って読めないよね。この生活にも慣れてきたら読めるようになるのかな。べつに本を読まなくても生きていけるけれど、本のない世界で生きるのは今以上に生きずらそう。そういった、なくても生きていけるけれどあったら豊かになるよねって存在たちのおかげでわたしはなんとか生きられている。わたしも誰かにとってそんな存在になれたら、なんて高望みが過ぎるね。とりあえず等身大で素直に生きていきたいね。

2024-04-18 (Thu.) 22:59

 

あざとの日々

自分の容姿が好きではないからまじまじと鏡を確認することがないのだけれど、久しぶりに見てみたら顎にあざのようなものがあってビビった。自分の鈍感さと無頓着具合にも。いつごろできたのか、それすら分からない。よく膝や肘にあざができていてあれま!ってなるんだけれど、顎ってどうやったら怪我するんだ。就寝中に自分で殴ってたりしてたら自分が恐ろしい。調べてみたらぶつけたりしなくてもあざができることもあるらしくて、それはそれで怖いから見なかったことにする。あざなんて一切できていない。

良さげな化粧水を見つけてカートに入れたまではいいとして、お得に手に入れられる時期まであと一ヶ月以上あることに気づいた。欲しいものは心の底から欲しいと思ったときが買い時だと思っているけれど、わたしの根底に棲む貧乏性がそれをよしとしてくれない。そんな自分も好きになれたらいいのに。

2024-04-19 (Fri.) 26:04

 

 

表面上だとしても任せてくれたり頼りにしてくれたり、ってうれしい。利用されてるってべつにそれでもいいよ。わたしだっていやだったら断るし、断らないってことは大丈夫だよ。

2024-04-20 (Sat.) 26:04

 

2024|04|01-10

 

感無量

ああ。ほんとうに胸がいっぱい。約一年前の不安と緊張と凍えるような寒さで震えていたあの日には、こんな関係性になれるなんてまったく思ってなかった。わたしがありがとうを伝える立場なのにありがとうを言ってもらっちゃって、素敵なプレゼントまでいただいちゃって。しかもオリジナルでラッピングまでしてくれちゃったりして。感無量ってまさに今のわたしの心情だよ。こうやって言葉の意味を理解できた(ような)瞬間がだいすき。死ぬまでにどれだけの言葉を心から理解できるんだろうか、それを楽しみに生きることにしよう。

私物も私服も見せたことのないから好みが分からないだろうし今の子はこういうのが好きなのかな、とか考えながら包装紙を買ってラッピングまでしてくれたと思うと愛がとまらなくて涙が出てくる。写真も撮って珍しく丁寧に開封して、それでも名残惜しくて、いつも捨てちゃう包装紙をたたんで保管しておく。たいしたものじゃないって言葉と共にいただいたプレゼントが、こんなに心遣いが伝わってくるものが、わたしにとってたいしたものじゃないわけがなくて。ほんっとうに、ほんっっとうに、ありがとう。

2024-04-01 (Mon.) 17:11

 

vs眠気

今日は平穏に終われそーと思った瞬間に飲んでいたキレートレモンをこぼすし洗濯したばかりのロンTから変なにおいがするし、で途端に踏んだり蹴ったりな一日になってしまった。そりゃわたしはノンフィクションの世界を生きてるんだよな、って当たり前のことを痛感した。あしたもフィクションとはほど遠い一日になるんだろう、いいんだけどさ。

眠くて、もう眠い以外考えられないくらい眠くて、もうだめだ。あしたの自分のためにもはやく寝たいけれど毎日書くって決めたのは自分だし。ほんとうによくやってるよ。いつかきっと身を結ぶときがくるから、身を結ばなくても続けられたことが自信に繋がるから。今までもそうやって生きてきたじゃん。ぜったいに大丈夫だから。

わたしが思ってる以上に強さは弱さで、弱さは強さなんだなって思う。そう信じてないとやってられないのもあるけれど。眠すぎていつも以上に内容が紆余曲折してるね、ってそろそろ400字だし終わるね。

2024-04-02 (Tue.) 25:48

 

人間を謳歌

鉢に植えられた色とりどりな花たちを見ていたら、もうこの世にはいないある人物が突然脳裏に浮かんで涙が溢れそうになった。なんで今更思い浮かぶんだ。もう整理しきって消化させたはずだったのに。植木鉢に佇む花を見ても誰かを思い浮かべたりしないようなわたしになりたい。純粋にきれいだなって、そんな風に思いたい。

結びついてもいいよって記憶と結びつかなくていいよって記憶を今だけ選択させてほしい。感情が消えないかぎり悩みは尽きないんだろうけれど、それでも感情は手放したくない。些細なことで一喜一憂する愚かで弱い自分を愛せるようになりたい。難しいね、生きるって。人間に生まれた以上、人間を謳歌して死んでゆきたいのに。

最近のわたし、病んでるとかじゃないのにやや暗めな文章になってしまうのは日々ちょっとずつダメージを受けているのかもしれない。新しい環境に飛び込んだときってそんなもんだよね、きっと。

2024-04-03 (Wed.) 25:23

 

抹茶とすいか

目に入ったものは食べたくなる愚かな人間だから、まだ冷える夜にアイスを食べてしまった。抹茶モナカのアイスを食べたあとに水を飲んだらなぜかすいかの味がして動揺する。わたしが知らないだけで実は抹茶とすいかって親戚だったりするのかな。気になって調べてみたけれど関係なさそうで、ただわたしの味音痴が立証されただけみたい。あゝ無情。

すいかといえば好きな作家さんのタイトルにあったな、久しぶりに読みたいなって。言葉ってずるいよね、簡単に記憶と結びついちゃってさ。生まれ変わったら言葉になっていとも簡単にそのひとの記憶と結びついてやりたい。漢字二文字とかシンプルでかっこいいよね。誠実とか実直とかは荷が重いから空虚とかがいいな、空虚に失礼か。まあ結局自分の名前に行き着くね、つまんないな。

てか29時に更新ってなにごとって感じだよね。わたしも思ってる。集中力を変な使いかたばかりしてしまう。気づいたら真夜中で翌日損した気持ちになるのいい加減やめたいのに。

2024-04-04 (Thu.) 29:23

 

写真が教えてくれること

SDカードのデータを整理していたら子供の頃の写真が出てきた。ハローキティやくまのプーさんのグッズ、ピンクや赤色の服に花柄、とかどの写真を見ても好みが変わってなさすぎて面白かった。わたしの主張が通っていたのか、大人たちがわたしの好きそうなものを買い与えてくれていたのか分からないけれど、ひとの好みや感性って大きくは変わらないんだなって思う。まあ、わたしは分かりやす過ぎると思うけれど。

そんな誰かに撮ってもらった写真より撮った写真の方が多くて、昔からカメラを筆頭に機械に触れるのが好きなのもうかがえる。花や空、食べ物の写真であふれていて、あの頃のわたしを構成しているものたちって佇まいにふと泣きそうになった。写真って切ないくらいリアルで偽りなく伝えてくるから一度にたくさん摂取できないね。

また何年後かに見返したいな、最近のわたしの撮った写真たちを。写真というかスクリーンショットばかりでひたすら削除祭りになりそうだけれど。まあ、それもリアルで愛おしいね。

2024-04-05 (Fri.) 21:02

 

かるい冬眠

だいすきなひとたち、自分で自分に呪いをかけたりしないでってよく思うけれどそう思うこと自体も呪いになっているのかもしれない、と無限ループがはじまる。今考えるとあれは呪いだったと思うことでも、当時はそんなこと1mmも思わなかったしなんなら正しいと思っていたし。呪いを呪いだと気づけるのは、俯瞰で捉えられるくらいその悩みや苦しみから解放された瞬間なのかもしれない。

よかれと思ってかけた呪いが束となり呪縛に囚われて生きている人間をどうしようもなく愛おしく思う。呪いだと気づいた瞬間に自己嫌悪に陥る必要なんてないよ。なんかこの人しつこいし生きてやるかって思えるまであなたの愛おしいところを語らせてね。そのあと死んだように眠ろう。目が覚めたら一週間も経っていて、かるい冬眠じゃんって笑いあってさ。鉛のように重いからだをふたつ並べたまま再び眠りにつこう。

2024-04-06 (Sat.) 11:02

 

孤独が薄まる

いい天気だし湿度も低いわけじゃないし絶好の換気日和だと思い、重い腰を上げて窓を開けた。換気するたびに外の空気と中の空気の比率が気になる。家も部屋も完全な密室ではないから測ることのできるものではないけれど「外の空気」って確かにある気がするから。

自分んちのにおいなんて認識できないくらい人生の多くを過ごしているから分からないけれど、換気して、確かに外の空気と混ざって、人類が勝手につくった境目がなくなる瞬間がすき。地球と、この街と一体になって孤独が薄まる気がするから。そうやって自分をなぐさめながら生きてきたし、これからもきっとそうやって生きていくんだと思う。

外のにおいや天気、空気に心がうごくわたしでよかった。自分勝手に恨めしく思うときもあるけれど、勝手に住ませてもらってる身だからなにも言えないや。自分の感受性くらい自分で守らなきゃね*1。すべて大丈夫になるよ、わたしもあなたも。

2024-04-07 (Sun.) 25:40

 

キャンセルの電話

約一カ月後に予約していた歯の定期検診に行けなくなっちゃったからキャンセルの電話しなきゃって思いつつ、気づいたら三日経ってて。明日こそ絶対に連絡するって心に決めて眠りについたから、やっと電話できた。起きてすぐにキャンセルの電話する人なんてなかなかいないでしょ。ノミネートしたら予選通過ぐらいはできそう。なんの大会だよって感じだけれど。てか、なんかこの人声ガサガサじゃない?とか思われてたらどうしよう。そんな興味ないか、わたしに。

昨日の夜、ずっと使うのを楽しみにしていた美容液をついに使ってみたけれど、いいのか悪いのか分からない。一瞬で効果が出てもそれはそれで怖いか。プラシーボ効果的なものかもしれないけれど、なんとなくいい気もするからとりあえず使い切ってみることにする。お願いだから使い切ってから買い物してね、もう置く場所ないよ、ついでにお金もないよ。頼んだよ。

2024-04-08 (Mon.) 22:41

 

一周して

今月は本を爆買いすることになりそうだと漠然と考えていたら、家族がたくさん本を購入して帰ってきて血は争えないと心から思った。本のジャンルは全然違うんだけれど。

あのひとに会えるから、読みたかった本がやっと手に入るから、楽しみにしていた番組の放送日だから、新曲の配信日だから。そういった些細な楽しみのおかげで「あと数日生きてみるか」が発生し、なんとか生きている。そんな話なんて一切したことないけれど、家族もそういう心情で本を買いに行ったのかもしれない。そう思うと、もっとやさしく接することができたんじゃないかって。

そんな素振りを見せないひとだし、すべてがわたしとは真逆だと思っているけれど、一周して近くなってきているかもしれない。まあ、他者の感情なんて推し量れるものではないし。勝手に妄想して、ごめんねって気持ち。

2024-04-09 (Thu.) 25:32

 

上書き保存してさ

勝手に責任を感じて、勝手にやる気出しちゃって、迷惑だったかな。いくつになっても適度が分からない。「要領が悪くて不器用で生真面目。」正解だよ、あなたが言った通りのわたしだったよ、恥ずかしいくらいに。無駄に歳だけ重ねちゃってさ。あーもう、全部イヤになっちゃうな。

こんなときも音楽に救われてるよ。だいすきな曲をくり返し聴くことで、今日を無理やり上書き保存してさ。イヤなことの割合をできるだけ削ってから眠りにつこうね。本当にありがとう、存在してくれて。わたしにとっては音楽を聴くのもライブに行くのも生きがいと言っても過言ではないけれど、相手からしたら一切認識してないor米粒程度なの、だいすき。そのコントラストまでも愛おしくて、その距離感に救われていて。改めてこれからもよろしくね、勝手に救われてるね。

2024-04-10 (Wed.) 25:46

 

*1:「自分の感受性くらい」 茨木のり子

2024|03|21-31

 

愛をもって

どうしようもなく眠い。今日もよく頑張ったよ、頑張った証拠だよ。明日はたっぷり寝て明後日に備えよう。そしてまた頑張ろう。今すぐにでも寝落ちしそうなのにパソコンに向き合ってるのも、このあとしっかり歯を磨くのもお風呂に入るのも、限界を感じながらもしっかりスキンケアをするのもぜんぶぜんぶ、えらいよ。客観的に見たら当たり前のことかもしれないけれど、どうしようもなかったあのときの自分と比べたらありえないくらい天才。天才超えて秀才。意味不明。

疲れすぎてなにも考えられない、ひどい文章になってる自覚はある。むしろ自覚しかない。余裕が欲しいけれど頑張らないといけないときだしな、今は。ヒトカラもサイゼリヤで豪遊も大量の睡眠ものんびり読書タイムも、待ってるから。わたしを待っててくれてるから。

心から周りのひとやものに感謝して、すべてに愛をもって生きることができますように。ひとりじゃないし今のわたしならひとりでも生きていけるよ。

2024-03-21 (Thu.) 23:13

 

冗談みたいな香り

今日は一度も外に出なかったしほぼ寝ていたから実感がないけれど、アプリによると一日中くもりだったらしい。くもりや雨、雪があるから晴れという概念が生まれたのかな。もしデフォルトが晴れの世界だったらわざわざ名前を付けたりしないだろうし。でも毎日晴れだったら晴れが細分化されて快晴のなかでも超快晴、微快晴とか生まれてそう。その世界にも行ってみたい。

購入したスキンケアセットにおまけとしてついていたリードディフューザーが冗談みたいな香りをしていて困ってしまった、リアルタイムで。かわいらしい見た目をしていて一見良さそうなのに。疑問に思いレビューを見たら何件か香りがいいといった内容が目に入り、冗談みたいな香りではなくわたしが冗談みたいな嗅覚をしていただけだったみたい。冗談みたいな香り、と意味不明な揶揄してしまって申し訳なかった。この香りを愛せるよう精進するよ、ごめんね。

2024-03-22 (Fri.) 20:32

 

くよくよしてんだろ

冗談みたいな香りは幻ではなく今日も変わらず冗談みたいな香りをしていた。と、言いつつも自室から玄関に左遷させたからディフューザーのことを考える時間が減った。いざいなくなるとさみしくなるだなんてそんな狡いこと言わないよ、今のわたしは。

昔から密着とかドキュメンタリーといった類の映像がなぜか好きなんだけれど、最近はなんらかの公式アカウントがYouTubeにUPしてくれているから気軽に見ることができて助かっている。今日は帰宅してから自衛隊、警察学校、消防学校……といった人々を守る仕事の密着番組をちらっと見たけれど、本当に自分の悩みなんてちっぽけなものだと痛感する。なんでこんなことでくよくよしてんだろって。もしなんらかの偶然が重なってああいった訓練をわたしが受けることになったら10秒でリアイアする自信がある。声が小さいって怒鳴られた瞬間にやめると思う。あまりにも向いていない。

2024-03-23 (Sat.) 22:20

 

モットー(仮)

今日はたっぷり寝たからしあわせ純度100%ってきもち。最高。毎日のように8時間でも10時間でも、それ以上でも寝られたらいいのに。自ら社会の歯車となり生きている以上そうはいかないけれど、まあ若干の諦観と受容を抱きしめて生きてゆくよ。

寝不足はもちろん寝過ぎもよくない、と聞くけれど寝過ぎて不調を感じたことがないからできることなら毎日のように寝過ぎていたい。休日にたっぷり寝て昼過ぎに起きても、もったいないことしたなんて1mmも思わないし、むしろたくさん寝てHPをカンストさせた多幸感でいっぱいだし。ショートスリーパーとかタイパとか建設的、だとかそういったものと正反対の人間だから日々適度に堕落して余白を楽しめるような生活をしていたい。自分に課すようにそれなりに労働をして、それ以外は好きなことばかりして一日一日を自分なりに有意義に過ごしたい。お金はあればあるだけ余裕に繋がるのかもしれないけれど、あまりにも自分に見合っていないと破滅するだろうから上記のような生活ができるだけのお金が得られたら他に望むことはないよ。

2024-03-24 (Sun.) 18:21

 

力を拝借

出勤出勤と心のなかで唱えながら家を出たら、ななめ前の家からランドセルを背負った男の子が現れた。その数秒後にモノクロの礼服に包まれた親御さんらしきひとが現れて卒業式か、と容易に察することができた。小学生最後の日を迎える彼の米粒のような後ろ姿を名残惜しそうに見つめる姿にグッときていたら、時間がないことを思い出し早足で職場へと向かった。

来月から環境が変わるから学生の登校時間と被ることも残り少なくなってきた。入学も卒業もわたしにとっては苦しくなるくらいまぶしいけれど、彼らの無自覚なエネルギーから勝手に力を拝借していた身としてはすこしさみしい。

わたしにもそんなエネルギーに溢れた子供時代があったんだろうか。とりわけ過去の記憶が残っていない忘れっぽさも相まってなにも思い出せないし、今の荒み切った自分からは想像できない。まあ根っこは変わってなさそうだしどちらかというと静、って感じの子供だったと思う。人間ってそんな簡単に変わらないし変われないよね、きっと。

2024-03-25 (Mon.) 14:52

 

雨音と

雨の予感で目を覚ます。毎日こんな風に起きられたらいいのに。雨音と部屋に差し込む微かな光が美しくて、なんとなくその美しさにひたっていたくて、雨音に耳を傾けて電気を付けずに光に包まれていた。いつもなら音楽をかけて電気をつけて動きだすのに。今日のわたしはディズニーに出てくるキャラクターみたいだ、行動だけ。

そんなこんなでのんびりしていたらいつの間にか二度寝していた。今日ははやめに起きてのんびり準備しようと思っていたけれど。まあいいや、いつも通りがいちばんだよ。あれこれ言い訳してカレンダーを見るとまだ火曜日でひかえめに絶望する。あと三日間頑張ってはやく金曜日になってくれ、やっとヒトカラに行ける金曜日に。歌いたい曲は増える一方で、もう溢れて家で歌っちゃってるよ。囁きレベルで。こんなアップテンポな曲をこんな小さな声で歌うひとなかなかいないよ。なんかそういう賞があったら優勝できちゃうよ。

2024-03-26 (Tue.) 11:01

 

汗っかき

マジあっちー!夏を感じるぜー!といったきもち。休憩中にこんなよく分からん文章書いてるのわたしだけでしょ。みんな休憩ってなにしてるんだろ。1時間の休憩だったらご飯を食べたりするけれど30分ってむずかしい。まあ本読んでたら一瞬なんだけどさ。

いつも帰る頃には寒いから満を持してセーターを着てきたら、ひたすらはげしめの作業でふつうに汗をかいてしまった。汗っかきにはつらい季節の到来をリアルに感じて泣きそう。みんな平然としていたし、こんな気持ちなのわたしだけなんだろうな。そんな風に苦しくなるから夏は苦手だ。夏服はだいすきなのに。

自分比でうまく巻けた髪も作業中にぼさぼさになってゆくのを感じて打ちひしがれる一歩手前だった。こんな日があるからしあわせな日があるし、しあわせだって思えるんだよ。無理やり前を向いて休憩から戻るとする。またあした。またあさって。またいつか。

2024-03-27 (Wed.) 16:43

 

おつかれさま

本当によく頑張ったよ、この三日間。本当におつかれさま。わたしを縛るものはもうないよ、いったんだけれど。

慌ただしいなかで改めて人に恵まれていると感じることが多々あった。なんでわたしのような存在にそんなやさしくできるの。本当にあたたかくて陽だまりのようなひとばかりに囲まれていて、まだ生きてるのに天国かと錯覚する。いや、これはある種の天国だ。

類は友を呼ぶ、というけれどわたしは陽だまりとは正反対の人間で。もしかしたら磁石のように真逆の性質をもった存在と惹かれ合っているのかもしれない。そう考えるとなんだか悪いような、申し訳ないような。わたしもそちら側にいきたいけれど、いってしまったらそちら側の人と疎遠になってしまうと思うと。うーん。まあ流れに身を任せるとするよ。

2024-03-28 (Thu.) 26:03

 

とまらない言い訳

朝用にライン買いしたスキンケアをついに使ってみたけれど、保湿力が求めていたそれでクチコミも信じてみるもんだなと超上から目線で感動している。日中乾燥とは無縁の肌にしてくれるのにベタつきすぎることなく最高。なかなかの乾燥肌のわたしが言うんだから間違いない。といっても肌や美容ほど個人差のあるものはないと思っているからべつに商品名を出したりするわけではなく、完全な自分のための備忘録なんだけどさ。

スキンケアがどうとか書きつつ、今日は夜にマックのセットを食べていて。本当になにがしたいんだ自分は。常に理性と本能の狭間で矛盾を生みだしながら生きている。生きる矛盾と呼んでね。まあ、ポテトのLサイズが今日まで安かったからしょうがないよね、今日も自分に甘いね。こうやってわたしは肥えていくんだ、丸々と。食べたいものを食べて太るなら許せるからいいや、とても幸せなことだし。余裕がないときは言い訳がとまらない、わたしあるある。

2024-03-29 (Fri.) 22:53

 

バグる予感

大人って一日何食なんだろう。帰宅してからご飯食べてお風呂入って……ってしていると余裕で日を跨いでしまうから夜ご飯を食べないようにしようかな。もともと一度に大丈夫?ってくらいの量を食べるから朝昼兼用にして一日二食にしているんだけれど夜抜いたら一日一食になっちゃう。さすがに体に悪そうだけれど、わたしにとっては食事<睡眠なんだよね。一日が倍の48時間だったら、食事も睡眠も趣味もぐうたらも十分すぎるほどできるのに。神へ、今からでも変えませんか。なけなしのお金なら出せます。

現実から目を逸らすのをやめて今日から一日一食を実践してみるとする。体がバグる予感しかないけれど、もしかしたらラッキーなことに自分の体に合っていて常に体調良好、体脂肪率が下がる、とか起こるかもしれない。人生なにが起こるか分からないし奇跡を信じて。

2024-03-30 (Sat.) 10:40

 

日本のせい

蒸し暑さで目がさめる。すこし前の寒さからは考えられなくて時の流れに置いてきぼりを食らう。日本から出たことないのに日本らしい気候だなってまだ起きていない頭で考えながら、今年初の除湿モードを選択する。異常な湿度に違和感を感じて見渡すと、明らかに要因である部屋干し中の洋服たちが目に入る。べつに日本がどうとかじゃなく部屋に対してありえない量の洗濯物を干している自分のせいだった。すべてを日本のせいにするな、こんなどうでもいいことで。

ほんとうに何度もしつこいけれど人に恵まれていると感じることが多い。なぜこんな薄汚れたわたしにそんなまっすぐな目で対峙してくれるのか、なぜそんなにあたたかい心を惜しみなく見せてくれるのか。どれもありがたいことだけれど申し訳なさと心配が募る。そんな素敵なもの、わたしなんかに簡単に見せちゃだめだよ。消費されてほしくないよ。勝手で自分本位なこと感情ばかりだね、ごめんね。そんなことばかり考えていたら鳥のさえずりが聞こえてきて。急いで寝る支度をして爆睡し冒頭にいたる、というわけ。

2024-03-31 (Sun.) 18:48

 

2024|03|11-20

 

こころに嵐

ここ数ヶ月はわたしにとってプチ転換期でほぼ休みのない毎日を送っている。余裕なんてまったくないけれど表面上だけでも余裕でいられるよう留意し、誠実に着実に日々をつみ重ねていきたい。余裕のないときこそ1mmも取りこぼしてやらないぞ、という心持ちで生きているつもり。実際そんな風にできた試しなんて一度もない気がするけれど。

あと一週間、あと一週間の耐久レースだ。新たに出会った方との縁も大切に、自分なりに全力を尽くしていこう。臆病になりすぎず生きてみよう。つらくなったらまたここで吐き出したり、おいしいものを思う存分食べたり、外の空気や太陽に癒されたりしてなんとか乗り越えていこうね。ちょっと太るくらい、ちょっと肌荒れるくらい、ちょっとこころに嵐が訪れるくらい、いいじゃない。きっと取り戻すんだろうしさ。睡眠だけはちゃんと取ってね、そしたらぜったいに大丈夫だから。

2024-03-11 (Mon.) 17:36

 

音符のようで

今日もがんばった、よくやったって過剰に自分を褒めながら帰路に着く。けっこうな風雨のなか水たまりを避けながらトボトボと。避けていたつもりなはずが気づいたら作業着のズボンがグラデーションに染まっていて。わたしには見えない水たまりがあるのかもしれない、子供にしか見えない的な。そんな謎の思考回路を振り切るようにあえて水たまりに飛びこんでやろうか、と思った寸前に躊躇してしまった。なんだかへんに大人になってしまったな。

 いつも以上にからすやすずめといった鳥たちと目が合う。雨の日でも元気に電線を渡り歩いていてまぶしい。彼らは音符のようで、かつ行き来できるから音符以上に自由な存在で。♯や♭の位置にとまるのは難しそう、ならピアノだと白いところばかりだし初心者向けの譜面なのかな、と妄想がとまらない。彼らは自分が選んだ音のとおりに鳴くのだろうか。絶対音感など持ち合わせていないから合っているのか分からずにいる。

2024-03-12 (Tue.) 15:18

 

ネットスラング制御システム

ブログを見返していたらナチュラルに「微レ存」という単語が出てきて冷や汗がとまらなかった。微レ存とはネットスラングのひとつで微粒子レベルで存在する、の略語である。
昔から典型的なネット弁慶で圧倒的に話し言葉より書き言葉のほうが自分に合っていたけれどこういった弊害もあるんだなって。基本的にどんなコンテンツでもROM専を貫いているけれど、無意識のうちに脳内で「wwwww」とか「キボンヌ」といった単語が浮かんでいて。ちょっと古いか。その末路が微レ存発言に繋がっている気がする。
口に出して言葉にするときはネット用語なんてぜったいに発しないけれど、ぽちぽちと無心で打ち込んでいるとネットスラング制御システム的なものがうまく作動せずに書き込んでしまう。脳の欠陥、ではなくまごうことなき己の欠陥だ。10代ならまだしも20代でこれは痛々しい。同じことをやらかさないように対処せねば。わたし自身への見せしめとして微レ存発言はそのままにしておく。見返すたびに、視界に入るたびに苦しんでくれ。

2024-03-13 (Wed.) 11:58

 

楽しんで

何事も楽しめるような人間になるんだって漠然と考えて眠りについた昨日。正確には昨日というより今日なんだけれど気持ち的な意味でね。

どんなにイヤなことでも逃げたり避けたりしない限りやらなきゃいけない。なら、どうせやるなら楽しみたい。うそでも楽しいふりをしていたら本当に楽しい気がする瞬間が訪れると信じているから。好きじゃないことでも細分化してどうにかちいさな好きを見つけてその好きを存分に楽しめるようになりたい。心から楽しんでいるひとってキラキラしていて魅力的だし一緒にいたいと思うし。そんな風にわたしもなれたら。

ぜったいに大丈夫。最近呪文みたいに大丈夫、とばかり書いているけれどわたしにとっては祈りのようなものだから許してね。ほんとうに大丈夫な気がしてくる魔法の言葉だから。

2024-03-14 (Thu.) 12:32

 

真に受けて

家を出た瞬間、春のにおいがしてふいに泣きそうになった。マスクを取ったり外したりするのが面倒だから基本的につけっぱなしで過ごしているけれど、突然春の訪れを感じさせるこの星には抗えず鼻だけひょこっと出して堪能しておいた。空気や天気で心がうごくことほど幸せなことはないしもうちょっとこの星で生きてみようか、と思える。ありがとう地球。ありがとうEarth。ありがとう水の惑星。

まだ眠っているすかすかな脳で壮大な感謝をぐるぐると巡らせながら昨日のことを思い出す。怖いくらい褒めてくれたあのひとの顔が真っ先に浮かぶ。あれは一体なんだったんだろう。彼女はわたしをおだてる、という極秘任務を任されていたのだろうか。他人の考えていることなんていくら考えたところで分かるものではないのだから、お世辞だろうと極秘任務だろうとすべて真に受けるほかない。真に受けて、ここらで適度に調子に乗るとしますか。

2024-03-15 (Fri.) 15:22

 

一日がはじまる

久しぶりに時間を気にせず眠ることができたから目覚めがいい。昼過ぎには家を出るからそれまでにいろいろとこなしていこう。大丈夫。今のわたしに睡眠より優先するものなどないから。

そんな言い訳をしつつ人工的な光を受け無理矢理目を覚まさせてから、今日の気温をSiriに問う。余裕で10度を超えているけれど冬の朝となんら変わらない寒さに抗えず、暖房をつけてしょうがなく起きる。そのとき夜につけた香水がふわっと香って思わずにやける。概念としてのおばあちゃんち、もしくはお香みたいなにおいがする軽めのウッド系の香水で、数日前に思わず買ってしまったものだが後悔していない。むしろ衝動買いバンザイ、って感じ。といっても朝からバンザイするほどの元気は持ち合わせてないのでこころの中でバンザイしてからスマホやパソコンの充電をする。元気をチャージしているあいだ、彼らに倣って効果があるのかわからない野菜のサプリを流しこみチャージしてみる。

ああ、やっと一日がはじまった。人間が勝手に設定した「朝」に活動をはじめてお手本のように一日をはじめてしまった。いいんだ、それのなにが悪いんだ。今日は帰りが遅くなるし先に書いてしまおう。そう思いながら90%ほど充電されたパソコンを開きこの文章を綴っている。おはよう世界。

2024-03-16 (Sat.) 09:46

 

底知れぬ罪悪感

最近久しぶりにこころの底から好きだと思える曲と出会えて消費するようにただひたすら聴いてしまっている。曲をつくるなんてとてつもない労力とたくさんのひとの手を経由してできているものなのに、HPを変動させることなくただタップするだけで創作の結晶のようなものを受容してしまっていることに底知れぬ罪悪感を感じる。

CDを買ったりオンラインで曲を購入したところで数千円、数百円だ。何年もその曲をこころの拠り所にして数えきれないほど救われているのに。果たしていくらだったら見合っていると思えるのだろうか。値段をつけて自分を納得させようとすること自体が非常に愚かに思うが、綺麗事を抜きに考えると対価=金銭という思考から抜け出せない。根っからのオタク気質だからファンレターを書いたり架空のセトリを考えたりするのも好きだけれど、やっぱり素敵なものに対してそれ相応もしくは何倍もの形にして返したくなる。しかもお金を落とすひとが少ないコンテンツが衰退していくのは必然、この世は分かりやすく盛者必衰を体現しているし。

なんだか分かったかのようにつらつら書いているけれど、要約するとこれからもたくさん払わせてねという話。

2024-03-17 (Sun.) 16:08

 

一生忘れない

表面上だけだとしても、あんなに惜しんでもらえて身に余る言葉の数々をかけてもらえて。いつも自分に言い聞かせていた今までやってきたことは無駄じゃなかった、が客観的にも立証された気がして泣きそうになった。今日のことは一生忘れない。今後どれだけ辛いことがあっても今日のことを思い出したら生きていける。本当にありがとう。

一生なんちゃらって軽々しくて過剰な表現だと捉えられがちだけどわたしは好き。だって本当に一生でなくても、一瞬だとしても、一生忘れないとか好きとか思えるようなひとやものに出会えたことは幸せ以外の何者でもないし。もちろん一生嫌いとか一生会いたくないとかネガティブなものなら別だけれど。

もしわたしが一生忘れませんとか一生好きだよとか言われちゃったら、それこそそのひとのことを一生忘れないよって気持ちになる。別に一生だなんて言わなくても好意の伝えかたはたくさんあるのにってのも分かるけれど、咄嗟に一生って言っちゃうのも分かるしさ。

2024-03-18 (Mon.) 17:31

 

てゆか毎日

妙に歌詞が脳内に居座り続ける曲ってあるよね。わたしは曲をリズムや音色、全体の雰囲気で捉えがちだから、何十回も聴いてやっと歌詞が頭に入ってくるタイプで。だから音がないのに思いだす歌詞はきっと本能的に好きなんだと思う。その音楽も歌詞も、そのアーティストも。

高校生の頃からなんとなく聴いていて新曲が出たらなんとなく追っていて、でもライブとかには行ったことがなくて。(いい加減行きたいのだけれど。)そんな存在のあるアーティストの1stアルバムに収録されている一曲が頭から離れない。結局最初に戻ってくるってやつじゃん。

『てゆか毎日始まってもいないことにやきもきばかりしてないか』『始まりはいつだって大胆なんだけどその時は気がつかない』冒頭から心が抉られる。高校生の頃はへー好きかもーくらいのテンションで聴いていたはずなのに。いや、好きなのは変わらないしなんなら昔より好きになっているんだけれどさ、今も聴いてるし。データ名のような機械的なタイトルなのに歌詞が刺さりすぎて苦しくなる。このコントラストはわざとなのかな。てか世に出す一発目がこれってどうなってんだ、すごすぎやしないか。音楽のことなんて1mmも分からないけれどさ。

2024-03-19 (Tue.) 11:50

 

ちょい甘な

よく頑張ったよ、この一ヶ月間。常に自分に厳しい自分でありたいけれどそれ以上に本当によく耐えてくれたって思うから。ありがとう、逃げ出さないでいてくれた今日までの自分。今日だけは自分にちょい甘な自分でいさせてね。明日からはまた気を引き締めて頑張るからさ。

可能な限りフレンドリーにかつ誰に対しても同じように対応しよう。誠実に、踏み込みすぎないように。わたしの唯一の長所は人に恵まれていることだから周りも今までの自分も信じて突き進もうね。笑顔を忘れずにね。

てかさ、最近こんな感じの自分に言い聞かせるような内容ばかりじゃん。情緒大丈夫って思われそう。環境が少し変わったり新たな出会いがあったりでなかなか不安定だけれど、その分楽しさもあるから。あと何ヶ月の我慢になるんだろう。うん、でも大丈夫。今のわたしには大切なひとやものがたくさんあるから。ひとの眩しさに焼かれてる暇なんてないよ、大丈夫。

2024-03-20 (Wed.) 22:12

 

2024|03|01-10

 

破格発覚

数日前に健康診断のことを書いたがその件でプチ、いやミドルハッピーなことが起きた。一万近くすると思っていた健康診断が約三千円で受けられることになったのだ。ずっと【地名 健康診断】で調べていたが料金が記載されていないところ、いわゆる穴場は出てきづらいため、近所の内科やクリニックを調べ健康診断の欄があったら電話をかけて料金や可能な検査項目を聞く、といった作業を繰り返した。少し都会に出たら簡単に見つかるのかもしれないが、貧乏性代表としては交通費すら妥協できないのだ。

そんなこんなで調べていたら、家から徒歩10分ほどの場所にあるクリニックで想定していた約1/3の値段で健康診断を受けられることが発覚した。会社指定の診断書で尿検査やレントゲンといった項目もあるのに本当にいいんですか、と謎の不安を抱くくらいには破格だと思う。余裕のあるひとはきっと平均価格であろう一万円を出して健康診断を受けるんだろうけれど、余裕のないわたしは素敵なクリニックと出会えて得した気分まで味わえる。余裕のなさも悪くないのかも。

2024-03-01 (Fri.) 13:40

 

あーあ

詳しくは書けないけれど改めて苦手だと感じた一日だった。苦手意識ってどうしたら消せるの。人格形成に多大な影響を与える時期に猛烈に苦手になってしまい、そのまま十年ほど生きてきた。苦手そう、だなんて周りや相手に悟られたくないから平然としている。つもり。

今までどうやって苦手なことやいやなことを克服してきたんだっけって考えてみるとまったく思い浮かばない。本当に逃げて逃げて生きてきたなって。居心地が悪かったり楽しくなかったらすぐに距離を置いて、好きなことだけして生きてきたツケが回ってきた。子供の頃に危惧していた情けない大人に見事なっちゃったよ。なんか、本当、ダメだな私。このブログだってこんなネガティブなことばっか書きたくないのに。あーあ。来世では超ポジティブな人間になりたい。人間になれるとは限らないけれど。もう無理だ、今世では。もう夢も希望も、愛と勇気もなにもないよ。アンパンマンでもジャムおじさんでも構わないから助けて。疲れたろ。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。って日々の積み重ね。

2024-03-02 (Sat.) 28:02

 

スーちゃん祭

昨日のブログを見返して苦虫を噛み潰したような顔になっている。なぜあんなにネガティブだったのか。単純にうまくいかない一日だったこと加えて、もはや朝とも呼べるレベルの深夜に書いていたことや久しぶりの寒夜だったことが原因のように思う。生粋の夜型人間も冷え性も寒がりもはやくやめたい。

今日は昨日と打って変わって最高な一日にしてやるぞ。たくさん寝たし夜はラーメンを食べに行くし明日は早番だからはやめに寝る予定だし。最高確定、万歳。ラーメンってすがきやのね。昨日今日とスーちゃん祭が開催されていて人気メニューたちがなんと半額。すがきやだいすき人間としては行かなければならない。無念なことに昨日は行けなかったから二日連続ならず若干打ちひしがれていたけれど、一度でも行けるならもうそれでいい。すがきやが徒歩圏内にあること自体が幸せだから。すがきやのある世界に生まれたことに多大なる感謝を。

2024-03-03 (Sun.) 17:00

 

わたしの部屋だけ

三月ってこんなに寒かったっけ。人間が勝手に決めた暦に沿って気候も変動してくれるだなんて甘ったれたことを思っているわけではないけれど、あまりにも寒くて妙な八つ当たりをしてしまいそう。

ルーティンのひとつ、朝起きたらとりあえずSiriに今日の天気を聞く。すると雪だとか言われちゃってびっくりする。わたしの住む街は範囲が広いのもあって本当に降っているとは限らないけれど雪を見た瞬間により寒く感じそうだから絶対に外の様子を伺ったりしない。

もしかしてわたしの部屋だけ寒波到来してるの。二月は冬、三月は春という固定概念から抜け出せないよ。三月は冬、まだ暖かくない、とはじめから期待していなければこんな文章にするほど怒ることもないのに。いや、怒ってないんだけれどさ。数日前に春の訪れがなんちゃらって書いた気がするのに。あれはなんだったんだ。とにかく春服を着たい、夏服の次に好きな春服を。

2024-03-04 (Mon.) 15:36

 

お嬢様(仮)

やっと健康診断に行ってきた。お医者さんと心電図を見ながら話していたとき「別に病気でもなんでもないけれど胃に空気が多い、もしかしてゲップしやすい?」と問われた。えっゲップしやすいの、と混乱し「滅多にしないです」を「したことないです」と答えてしまった。ゲップなんてしたことありませんわ、って感じのお嬢様に映ったことだろう。

お嬢様が会社指定の健康診断を受けたりカジュアルすぎる私服で外出したり、なによりこんな品のない人間なわけがあるまい。きっとお嬢様なら茶道や花道、ピアノといった習い事に追われ、なんらかのパーティーに参加するような日々を送っているんだろう。どう見てもそんな方々とは正反対の人間がゲップしませんわ、みたいなことを言い出したのが面白かったのかお医者さんが笑ってくれた。ひとの笑顔の理由になれるだなんてそれほど嬉しいことはない。笑ってくれてありがとう。

まあゲップをしたことがないのは本当で。ゲップをゲップと認識できてない可能性も微レ存だが。基本的に自分が生まれ持ったものを毛嫌いしているがゲップが出ないこと、裸眼で生きていけること、割と健康体なことには感謝しているし愛している。お嬢様じゃなくても。

2024-03-05 (Tue.) 11:59

 

ブルー

昨日は夜の十時ごろに帰路に着いた。最高に沈んだ気持ちで。いま以上に精神が不安定だった十代後半の頃のような思考回路になり、壁打ち垢でひたすら嘆いていた言葉の羅列ばかりが脳を埋めつくし、久しぶりにもう立ち直れないんじゃないかと泣きそうになった。いや、ちょっと泣いた。

もし帰宅してから書いてたら沈みまくった400字になっていただろうな。お昼に書いておいてよかった。このブログ上では感情や思考にできるかぎり素直に、と決めているから良くも悪くも私だな、と思うけれどあまりにもネガティブな発言ばかりな気がしていて。感情は伝染しやすいから(いるのか分からない)読んでくれたひとまで私のような精神状態にさせてしまっているのかもしれない、と考えると心から申し訳ない。って今日の文章も色に例えると絶対ブルーだしヤだな。もっと日常のちいさなきらめきを宝物を入れる箱にしまう、みたいに綴りたいのに。

2024-03-06 (Wed.) 17:57

 

20代の3歳差

若く見えるって喜ぶことなの。わたしが若く見えるなんてありえないからお世辞なのは分かりきってることを前提として書くけれど、わたしの場合は若く見える→幼い→年相応の人生経験を積んでこなかったため未熟な容貌をしている、だと思う。確実に。

若く見える・年相応・老けて見える、なんて相対的で客観的な評価でしかないからどう思われようと構わないしどうでもいいけれど、反応に困る。きっといくつになっても困っていそう。というかこの年齢でこんな会話すると思わなかった。しかも同世代と。

常に学年、で仕切られていた頃とは違って20代の3歳差なんてたいしたことないのにな。そんなに年齢って重要なのかな。自分と世間でおおきな認識の差がありそう。お願いだから気を遣わないでほしい。年齢問わず他者から舐められていたほうが生きやすいしさ、わたしはね。

2024-03-07 (Thu.) 22:52

 

紫外線が無効に

まだまだ肌寒くてびゅんびゅんと風も吹いているのに紫外線量だけは着実に増えている今日この頃。つめたい空気を浴びる一方で肌は熱をやや帯びていて。目に見えない存在への恐怖心が増幅してゆく。気付かないうちにすべて飲み込まれてしまいそう。

夏はわかりやすく暑くてジリジリと肌が焼かれるから紫外線対策をするひとが多いけれど春や秋は暑くない、むしろ寒くても紫外線は息をしていて気づいたら焼けていた、というひとが多い気がする。何度以下のときは紫外線が無効になる、とかにしてほしい。カードゲームのように操れるものではないけれど、神様、どうにか頼むよ。まあそんな簡単なものだったら運動会や遠足の日に快晴で喜んだり、外の空気がおいしくて泣きそうになったり。そういった心の動きが消えてしまいそうだからやっぱいいか。何事も思い通りになりすぎてしまってもつまらないだろうし。んー、でもやっぱ電車が止まるレベルの悪天候を阻止できるくらいの力は欲しいかも。

2024-03-08 (Fri.) 16:00

 

「頑張ってください」

疲れきってぼんやりとスマホを触っていたら首のしわに効く美容液、といった投稿が目にとまり即調べてみると一万円を余裕で超えていて叫びそうになった。やっぱりこのしわを愛して生きていくことにするよ、と心に決めてこの文章を綴りはじめてみる。

今日はいちばん心配だった人生初のある業務を教えてもらいながらやっていた。もちろん研修中、的な名札を付けていて。それに気がついたのか自分があまりにも不慣れだったからかは分からないけれど、あるお客さん去り際に笑顔で「頑張ってください」と声をかけてくださって。こんな心やさしいひとがこの世にいるなんて、と大感激し涙をも超えて穴という穴から液体が放出しそうだった。別に心配していたほどできないものではなかったしむしろはやく習得したいと思えるほど楽しさもあって苦痛ではなかったけれど、ずっと張り詰めていたから本当に救われた。本当にありがとう。あのときのだれか。

わたしも逆の立場になったとき同じように言葉をかけられる人間になりたい。いや、なる。わたしルールでこのような場合二番煎じ、は適応しない。

2024-03-09 (Sat.) 24:18

 

ホームなドアで

久しぶりにのおでかけで、久しぶりの駅で、久しぶりのホームで得体の知れぬ違和感を抱く。ホームに扉があるからだろうか。調べてみるとホームドアもしくはスクリーンドアと呼ぶらしい。またひとつ賢くなってしまった。このままいけばわたしは東大生になっているだろう。しょうもないことばかり考えてしまう脳が、わたしじゃなくてこの脳が憎い。決してわたしは悪くない。

話を戻して。ホームドアは転落防止や接触事故防止などのためのものだと分かっていても近未来感が拭えなくてゾクゾクする。そのうち人間の手を離れ意思を持つようになり反逆してくるのだろう。高速で開閉して人間を挟んだりするのだろうか。もしくは遅延させまくって混乱する民衆を眺めて嘲笑うのだろうか。言ってしまえばありきたりな設定だがこういったSFチックな妄想がやめられない。機械やAIはいずれ自らの意思で反抗してくると決めつけている節がある。反抗されたことなどないのに。

2024-03-10 (Sun.) 21:20

2024|02|21-29

 

運命

なんだかベタなタイトルにしてしまったけれどそのくらいなことが起きた。こうして綴っている今この瞬間もびっくりがとまらない。

もうこの先わたしの人生のなかで関わることのないだろうと思っていたひとに再会した。きっと相手もそう思っていた気がしている。意外と共通点が多くて、好みやセンスが重なる部分が多い。でもなんとなく深く関わったことのなかった相手。こんな再会を果たすなんて仕組まれているのかもしれない。神に。一期一会、とよく言うが二度目があるなんて。二度あることは三度ある、は人間関係には適応外だと思っているから、三度目はないという気持ちでこの再会を無碍にしないよう生きていきたい。

わたしは、わたしはすごく嬉しかったけれど相手は自分との再会なんて望んでいなかったのかもしれない。こんな人間とまた関わらなきゃいけないなんて地獄だと感じているかもしれない。そう念頭に置きつつ一人で突っ走らないようにせねば、とここに記しておく。

2024-02-21 (Wed.) 21:17

 

この星の

数日前の春の予感なんてうそみたいに、つめたくてつよい風に吹かれた一日。灰色な空模様につられて心まで彩度を失って。マイナスにマイナスをかけてプラスになるのは数字の世界だけだと思い知らされた。算数も数学も大の苦手で避けて生きてきたのになんで今更こんなことが頭をよぎるのか。

この街のなかでは大通りに分類されそうな道を歩く。さまざまな機械から生まれた排気ガスでこの身を汚しつつ、私の何倍ものスピードで走る車たちに続々と抜かされて心が折れそうになる。普段はなにも思わないのに。外と中を隔てるものが一枚しかない空間に場を移し、轟く風の音を聴きながらこの星の怒りを感じる。排気ガスもその要因のひとつだろうか。人間は存在するだけで罪、そんなことしか考えられないほどネガティブな自分が消え去ってくれるのを耐える。晴れたら、それこそまた春の予感を感じたらポジティブになれるんだろうか。この星の怒りを喜びに変えたい。

2024-02-21 (Thu.) 17:51

 

根底に棲む

あー。本当に会話が下手。下手すぎるんだよ。また明日って別れた瞬間から後悔がやまない。私だってコミュ強ってやつになりたかった。どうすりゃいいんだ。

最近は年配の方に囲まれがちで聞き役に徹していた(できていたかは別として)からか本当に会話のキャッチボールがより下手になっていた。すべて自分の責任。相槌のタイミングも、その場に適した話題も、相手が欲している言葉もなにもかも察せなかった気がする。なにより眠いだのなんだのネガティブなことばかり発してしまった。会話をするとき脳内でできるだけプラスに変換して返そうとしているのに本能、というか根底に棲むネガティブに抗えきれずに気づいたら声に出していた。気持ちが沈むようなことばかり言葉にされたらヤだよね。分かってるのに。

明日こそ、明日こそきっと上手な会話を披露してやる。全部プラスに変換させて打ち返してやる。眠気には勝てないだろうけど。まあ見とけ、神よ。

2024-02-23 (Fri.) 20:29

 

執着に分類

アイドルやモデルなど容姿を売りのひとつにしているひとのなかでも特に惹かれたひとを何人か挙げると共通点が見えてくる。わたしの好みに一貫性など存在しないと思っていたけれど、最近色々なコンテンツを見るようになり好きの蓄積が加速しやっと好みの系統が掴めてきた。多分だけれど、いい意味で主張の強いパーツがなくすべてがそつなく平均的に美しい、そんな造形に惹かれがちだ。ここでの平均は50点という意ではない。なぜならわたしにとっては平均こそが美だから。

顔タイプでいうとフレッシュが好き。爽やかで親しみやすくて実年齢より若く見られがちで分かりやすく前髪が似合う。超ざっくりと説明するとそんなお顔。

うーん。自分自身が、自分が信じている美しさとは正反対の容姿をしているからこそ美に対しての執着から逃れられないんだろう。その執着を他者に向けるなと思うけれど美しいと思う感情を執着に分類したくない。

2024-02-24 (Sat.) 24:12

 

健康診断

久しぶりになにもない一日で気を失ったように眠った。毎日こんな生活をしていたい。すべて投げ出して、すべて捨ててしまいたい。宝くじ当てたい。

自費で健康診断を受けることになってしまった。健康診断って一万円近くするんだ、とお得意の世間知らずを発揮させながら少しでも安いところを掘り当てる気持ちで調べまくった。もう何年も受けてないしなにかしらの病気が発覚したらどうしよう。普段は死にたいわけでも生きたいわけでもない、ぐらいの心持ちで生きているけれど実際に己の体に危機が迫っているかもしれないと思うと怖くなる。本当に自分本位で身勝手な人間だ。自己嫌悪が加速する。

尿検査、視力検査、レントゲンとか学生時代を思い出す。あの頃は、授業潰れるのは嬉しいけれど面倒って気持ちでしかなかったのに今考えるとありがたいことだったなと思う。体操服で出席番号順に並んで、簡易的で静寂に包まれた空間で自分の番がくるまで立ち尽くす時間。変な瞬間ばかり脳裏をよぎる。

2024-02-25 (Sun.) 23:36

 

海の外

昨日に引き続きひたすら眠っていたから書くことがない。最近夢もみないし。なんとか絞りだして書いてみようと思う。期待しないでね、誰もしてないだろうけれど。

日本からみたら海外≒外国が成立するが、海なし県ならぬ海なし国からみたら成立しないのだろうか。パスポートすら持ってないし日本から出たことも出る予定もないから確認のしようがない。海外って海の外、海の向こうの国といった意味だが、海なし国からしたら海自体が外であり向こうもなにもなく海外=地球より外といった認識かもしれない。そして海外の人ではなく海外の生命体かもしれない。地球外生命体の存在の有無はいったん置いといて。

冷静に考えてそんなわけないだろうけれどさって思うようなことばかり考えるのが好きで。くだらんな、と思いつつも面白がって聞いてくれるひといないかな。わたしもひとのそういう話を聞きたいし。生産性など存在しない世界で生きていたい。

2024-02-26 (Mon.) 22:03

 

経済を回す

新たにハマりそうなコンテンツに出会ってしまった。ただでさえ日々金欠で浪費家だから今年こそ貯金に勤しもうと思っていたのに。助けてくれ、いや助けないでくれ。沼からは出たくないからだれか沼に大金を落としてくれ。

この世には魅力的なひとやものが多すぎるし、そんな存在たちに日々生かされている。わたしは散財するために生まれてきたのかもしれない。よく言えば経済を回している、だが回せるほどのお金は持ち合わせていない。貧乏な人間が生活費を削りつつ浪費しているだけ。好きでやっていることだけれど危機感と罪悪感と常にとなり合わせ。

よく⚪︎⚪︎億当たったらどうする?みたいな問いがあるけれど、そのたびに心のなかで貯金一択でしょって答えている。が、実際に大金を手にしたらどう考えても使いまくるのが目に見えている。いくつかのクレジットカードを駆使して可能額のギリギリを攻めそうだ。お金は使うためにある、それこそ経済を回していると言い訳しながら。

2024-02-27 (Tue.) 16:30

 

アイスとひこうき雲

7時間ぶりに外の空気に触れる。夕方は特に空気がおいしく感じて幸せってこういうことじゃんとお得意の自己完結をさせ、お迎えの待つ駅まで向かう。

信号待ちのあいだ目の前を通り過ぎていったタクシーに運転手さんが凛と座っているのが目に入り、どうしようもなく猫背な背中を伸ばしてみる。シャッター街になりつつある駅前付近をうっすらと視界に入れながらエスカレーターまで足を進める。目の前に立つ高校生のスクバの底にプリクラがたくさん貼られていて、薄汚れたわたしには切なくなるくらいまぶしく感じた。べつに学生じゃなくてもスクバを持ったってプリクラを貼ってデコったっていいのに。若干の憂鬱を抱えながら車に乗り込む。どんどん田舎になってゆく景色を見つめながらスーパーへ向かう。一時期ハマっていたアイスがいつの間にか値下げしていてまだ寒いのに衝動買いをしてしまった。しょうがないからオレンジ色の空を眺めつつ食べ進める。

ひこうき雲のグラデーションのとこがめらめらしていて彼方で特大のエネルギーがうごめいているのを感じる。乗客がいるのか分からないけれどきっとひとり以上は乗っているであろう飛行機の無事を祈りながらぼーっとしていたら、ふたつあったはずのひこうき雲がひとつになっていた。

2024-02-28 (Wed.) 19:29

 

自主ノート

本を読む暇すらない。あと3週間くらいはこんな日々が続きそう。時間は待ってくれないから返却期限の迫った詩集を急いで読んだ。小説やエッセイに比べて一瞬で読めてしまうけれど、詩や短歌、川柳といった余白までが作品なものほど時間をかけて読みたいのに。とんでもない勢いで読んでしまったことに対する罪悪感に押し潰されそう。

最近、小学生のころの宿題のひとつ、自主ノートのことをよく思いだす。名前のとおり、自分のやりたい勉強をしようねってもので一日一ページ埋め尽くしたらOKという割とゆるゆるな宿題だ。ドリルノートの延長線上のように使用するひとが多かったような。わたしは言わずと知れた勉強嫌いだったから、絵を描いたり曲をつくったり動物について調べたことをまとめたりしていた。曲をつくる、なんてかっこよく書いてはみたが別にそんなことはなく当時ピアノを習っていたから右手のメロディーだけ適当に考えて、適当に楽譜に起こして、適当に歌詞をつけただけ。よくあれを丸にしてくれていたな、と心から思う。

2024-02-29 (Thu.) 19:17