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日々約400字を羅列する脳内すけすけなログ

2024|03|11-20

 

こころに嵐

ここ数ヶ月はわたしにとってプチ転換期でほぼ休みのない毎日を送っている。余裕なんてまったくないけれど表面上だけでも余裕でいられるよう留意し、誠実に着実に日々をつみ重ねていきたい。余裕のないときこそ1mmも取りこぼしてやらないぞ、という心持ちで生きているつもり。実際そんな風にできた試しなんて一度もない気がするけれど。

あと一週間、あと一週間の耐久レースだ。新たに出会った方との縁も大切に、自分なりに全力を尽くしていこう。臆病になりすぎず生きてみよう。つらくなったらまたここで吐き出したり、おいしいものを思う存分食べたり、外の空気や太陽に癒されたりしてなんとか乗り越えていこうね。ちょっと太るくらい、ちょっと肌荒れるくらい、ちょっとこころに嵐が訪れるくらい、いいじゃない。きっと取り戻すんだろうしさ。睡眠だけはちゃんと取ってね、そしたらぜったいに大丈夫だから。

2024-03-11 (Mon.) 17:36

 

音符のようで

今日もがんばった、よくやったって過剰に自分を褒めながら帰路に着く。けっこうな風雨のなか水たまりを避けながらトボトボと。避けていたつもりなはずが気づいたら作業着のズボンがグラデーションに染まっていて。わたしには見えない水たまりがあるのかもしれない、子供にしか見えない的な。そんな謎の思考回路を振り切るようにあえて水たまりに飛びこんでやろうか、と思った寸前に躊躇してしまった。なんだかへんに大人になってしまったな。

 いつも以上にからすやすずめといった鳥たちと目が合う。雨の日でも元気に電線を渡り歩いていてまぶしい。彼らは音符のようで、かつ行き来できるから音符以上に自由な存在で。♯や♭の位置にとまるのは難しそう、ならピアノだと白いところばかりだし初心者向けの譜面なのかな、と妄想がとまらない。彼らは自分が選んだ音のとおりに鳴くのだろうか。絶対音感など持ち合わせていないから合っているのか分からずにいる。

2024-03-12 (Tue.) 15:18

 

ネットスラング制御システム

ブログを見返していたらナチュラルに「微レ存」という単語が出てきて冷や汗がとまらなかった。微レ存とはネットスラングのひとつで微粒子レベルで存在する、の略語である。
昔から典型的なネット弁慶で圧倒的に話し言葉より書き言葉のほうが自分に合っていたけれどこういった弊害もあるんだなって。基本的にどんなコンテンツでもROM専を貫いているけれど、無意識のうちに脳内で「wwwww」とか「キボンヌ」といった単語が浮かんでいて。ちょっと古いか。その末路が微レ存発言に繋がっている気がする。
口に出して言葉にするときはネット用語なんてぜったいに発しないけれど、ぽちぽちと無心で打ち込んでいるとネットスラング制御システム的なものがうまく作動せずに書き込んでしまう。脳の欠陥、ではなくまごうことなき己の欠陥だ。10代ならまだしも20代でこれは痛々しい。同じことをやらかさないように対処せねば。わたし自身への見せしめとして微レ存発言はそのままにしておく。見返すたびに、視界に入るたびに苦しんでくれ。

2024-03-13 (Wed.) 11:58

 

楽しんで

何事も楽しめるような人間になるんだって漠然と考えて眠りについた昨日。正確には昨日というより今日なんだけれど気持ち的な意味でね。

どんなにイヤなことでも逃げたり避けたりしない限りやらなきゃいけない。なら、どうせやるなら楽しみたい。うそでも楽しいふりをしていたら本当に楽しい気がする瞬間が訪れると信じているから。好きじゃないことでも細分化してどうにかちいさな好きを見つけてその好きを存分に楽しめるようになりたい。心から楽しんでいるひとってキラキラしていて魅力的だし一緒にいたいと思うし。そんな風にわたしもなれたら。

ぜったいに大丈夫。最近呪文みたいに大丈夫、とばかり書いているけれどわたしにとっては祈りのようなものだから許してね。ほんとうに大丈夫な気がしてくる魔法の言葉だから。

2024-03-14 (Thu.) 12:32

 

真に受けて

家を出た瞬間、春のにおいがしてふいに泣きそうになった。マスクを取ったり外したりするのが面倒だから基本的につけっぱなしで過ごしているけれど、突然春の訪れを感じさせるこの星には抗えず鼻だけひょこっと出して堪能しておいた。空気や天気で心がうごくことほど幸せなことはないしもうちょっとこの星で生きてみようか、と思える。ありがとう地球。ありがとうEarth。ありがとう水の惑星。

まだ眠っているすかすかな脳で壮大な感謝をぐるぐると巡らせながら昨日のことを思い出す。怖いくらい褒めてくれたあのひとの顔が真っ先に浮かぶ。あれは一体なんだったんだろう。彼女はわたしをおだてる、という極秘任務を任されていたのだろうか。他人の考えていることなんていくら考えたところで分かるものではないのだから、お世辞だろうと極秘任務だろうとすべて真に受けるほかない。真に受けて、ここらで適度に調子に乗るとしますか。

2024-03-15 (Fri.) 15:22

 

一日がはじまる

久しぶりに時間を気にせず眠ることができたから目覚めがいい。昼過ぎには家を出るからそれまでにいろいろとこなしていこう。大丈夫。今のわたしに睡眠より優先するものなどないから。

そんな言い訳をしつつ人工的な光を受け無理矢理目を覚まさせてから、今日の気温をSiriに問う。余裕で10度を超えているけれど冬の朝となんら変わらない寒さに抗えず、暖房をつけてしょうがなく起きる。そのとき夜につけた香水がふわっと香って思わずにやける。概念としてのおばあちゃんち、もしくはお香みたいなにおいがする軽めのウッド系の香水で、数日前に思わず買ってしまったものだが後悔していない。むしろ衝動買いバンザイ、って感じ。といっても朝からバンザイするほどの元気は持ち合わせてないのでこころの中でバンザイしてからスマホやパソコンの充電をする。元気をチャージしているあいだ、彼らに倣って効果があるのかわからない野菜のサプリを流しこみチャージしてみる。

ああ、やっと一日がはじまった。人間が勝手に設定した「朝」に活動をはじめてお手本のように一日をはじめてしまった。いいんだ、それのなにが悪いんだ。今日は帰りが遅くなるし先に書いてしまおう。そう思いながら90%ほど充電されたパソコンを開きこの文章を綴っている。おはよう世界。

2024-03-16 (Sat.) 09:46

 

底知れぬ罪悪感

最近久しぶりにこころの底から好きだと思える曲と出会えて消費するようにただひたすら聴いてしまっている。曲をつくるなんてとてつもない労力とたくさんのひとの手を経由してできているものなのに、HPを変動させることなくただタップするだけで創作の結晶のようなものを受容してしまっていることに底知れぬ罪悪感を感じる。

CDを買ったりオンラインで曲を購入したところで数千円、数百円だ。何年もその曲をこころの拠り所にして数えきれないほど救われているのに。果たしていくらだったら見合っていると思えるのだろうか。値段をつけて自分を納得させようとすること自体が非常に愚かに思うが、綺麗事を抜きに考えると対価=金銭という思考から抜け出せない。根っからのオタク気質だからファンレターを書いたり架空のセトリを考えたりするのも好きだけれど、やっぱり素敵なものに対してそれ相応もしくは何倍もの形にして返したくなる。しかもお金を落とすひとが少ないコンテンツが衰退していくのは必然、この世は分かりやすく盛者必衰を体現しているし。

なんだか分かったかのようにつらつら書いているけれど、要約するとこれからもたくさん払わせてねという話。

2024-03-17 (Sun.) 16:08

 

一生忘れない

表面上だけだとしても、あんなに惜しんでもらえて身に余る言葉の数々をかけてもらえて。いつも自分に言い聞かせていた今までやってきたことは無駄じゃなかった、が客観的にも立証された気がして泣きそうになった。今日のことは一生忘れない。今後どれだけ辛いことがあっても今日のことを思い出したら生きていける。本当にありがとう。

一生なんちゃらって軽々しくて過剰な表現だと捉えられがちだけどわたしは好き。だって本当に一生でなくても、一瞬だとしても、一生忘れないとか好きとか思えるようなひとやものに出会えたことは幸せ以外の何者でもないし。もちろん一生嫌いとか一生会いたくないとかネガティブなものなら別だけれど。

もしわたしが一生忘れませんとか一生好きだよとか言われちゃったら、それこそそのひとのことを一生忘れないよって気持ちになる。別に一生だなんて言わなくても好意の伝えかたはたくさんあるのにってのも分かるけれど、咄嗟に一生って言っちゃうのも分かるしさ。

2024-03-18 (Mon.) 17:31

 

てゆか毎日

妙に歌詞が脳内に居座り続ける曲ってあるよね。わたしは曲をリズムや音色、全体の雰囲気で捉えがちだから、何十回も聴いてやっと歌詞が頭に入ってくるタイプで。だから音がないのに思いだす歌詞はきっと本能的に好きなんだと思う。その音楽も歌詞も、そのアーティストも。

高校生の頃からなんとなく聴いていて新曲が出たらなんとなく追っていて、でもライブとかには行ったことがなくて。(いい加減行きたいのだけれど。)そんな存在のあるアーティストの1stアルバムに収録されている一曲が頭から離れない。結局最初に戻ってくるってやつじゃん。

『てゆか毎日始まってもいないことにやきもきばかりしてないか』『始まりはいつだって大胆なんだけどその時は気がつかない』冒頭から心が抉られる。高校生の頃はへー好きかもーくらいのテンションで聴いていたはずなのに。いや、好きなのは変わらないしなんなら昔より好きになっているんだけれどさ、今も聴いてるし。データ名のような機械的なタイトルなのに歌詞が刺さりすぎて苦しくなる。このコントラストはわざとなのかな。てか世に出す一発目がこれってどうなってんだ、すごすぎやしないか。音楽のことなんて1mmも分からないけれどさ。

2024-03-19 (Tue.) 11:50

 

ちょい甘な

よく頑張ったよ、この一ヶ月間。常に自分に厳しい自分でありたいけれどそれ以上に本当によく耐えてくれたって思うから。ありがとう、逃げ出さないでいてくれた今日までの自分。今日だけは自分にちょい甘な自分でいさせてね。明日からはまた気を引き締めて頑張るからさ。

可能な限りフレンドリーにかつ誰に対しても同じように対応しよう。誠実に、踏み込みすぎないように。わたしの唯一の長所は人に恵まれていることだから周りも今までの自分も信じて突き進もうね。笑顔を忘れずにね。

てかさ、最近こんな感じの自分に言い聞かせるような内容ばかりじゃん。情緒大丈夫って思われそう。環境が少し変わったり新たな出会いがあったりでなかなか不安定だけれど、その分楽しさもあるから。あと何ヶ月の我慢になるんだろう。うん、でも大丈夫。今のわたしには大切なひとやものがたくさんあるから。ひとの眩しさに焼かれてる暇なんてないよ、大丈夫。

2024-03-20 (Wed.) 22:12